どうも、コインチェックに100万ほどロックアップされているねなとうです。
2018年3月8日(金)コインチェックがついにNEMの補償、仮想通貨取引の再開について発表を行いました。
翌週の3/12週中を目途に
・NEMに対する補償を行う
・一部通貨の一部サービスを再開する
という内容です。
ロックアップの間に、コインチェックに預けている私の資産は170⇒100万まで目減りしてしまいました(30万は日本円で引き出せた)が、ついに仮想通貨も引き出せるようになるのか!?
取引ができるようになったら、どのように動くのがよいのか、考えてみました。
結論から言うと、なるべく多くの通貨を他の取引所に送金してから、他の取引所で売却なり保有を続けることにします。
発表の概要
3/8の発表は、金融庁から2度めの業務改善命令を受けたタイミングで出されました。
同時に記者会見も行っています。
内容をまとめると以下の通りです。
- NEMの盗難は従業員のPCがマルウェアに感染したことが原因
- サーバ等のセキュリティを強化中
- 経営体制を強化する。会見では社長辞任も視野に
- ネムの補償は来週中(3/12週)目途に
- 他の仮想通貨の取引は、来週中目途に安全が確認されたものから順次再開
気になるのは、結局ネムの補償・仮想通貨の取引き再開までに、事業存続の具体的な道を示せなかったことです。
私は、UXの良さとアルトコインの豊富さからコインチェックファンなので復活を願っていますが、存続の条件は「他の取引所と合流する、もしくはブランド力が高い会社と組んで信用を回復すること」だと思っています。
そうせずに、仮想通貨の取引きを再開すると、出金が殺到し取り付け騒ぎになるのでは、と危惧しています。
自分が取る戦略
コインチェックの仮想通貨取引き再開にあたり、取れる戦術は大きく分けると3つになると思います。
- コインチェックに預けたままにする
- コインチェックで売却して、日本円として引き出す
- 他の取引所に送金して、そこで保有しつづけるか、売却する
私は、存続の具体的な道が出ない限り、コインチェックから資産を引き上げることにします。つまり全ての仮想通貨について2(コインチェックで売却)か、3(他の取引所に送金)の対応を取ることにします。
その場合に心配なのは、コインチェック販売所における仮想通貨価格の暴落です。
コインチェックは比較的ライトな層が多いと考えると、他の取引所に口座を持っていない人が多いと推測します。
そして取引きが再開されると、そのままコインチェック販売所で売却しようとするのでは。
そうなるとコインチェックだけ、他の取引所より価格がかなり下がるのでは、と予想します。
よって、可能な限り「他の取引所に送金」、送金できないもののみ「コインチェックで売却」することにします。
現在、私がコインチェックに持っている通貨はネム以外に5種類。イーサリアム、リスク、オーガー、リップル、ライトコイン。
そして口座を持っている取引所はビットフライヤーとZaifとCryptoBridge。
下記の通り移そうと思っています。
イーサリアム(ETH) | ビットフライヤー |
リスク(LSK) | ビットフライヤー |
オーガー(REP) | (売却) |
リップル(XRP) | (売却) |
ライトコイン(LTC) | ビットフライヤー |
結局、移し先はビットフライヤーだけになりました。
また思い入れのあるリップルを売らないといけないのはちょっと残念ですが、また安くなったらどこかの取引所で買い戻そうかと思います。
まとめ
コインチェックの仮想通貨取引きが再開されるのはうれしいものの、このさき事業を継続できるかは具体的なロードマップが示されていないので自信が持てない。
そんな中、じぶんはコインチェックの資産をすべて退避させることにします。他の取引所に移せるものは送金し、移せないものはコインチェックで売却し、出金することに。
この作戦の結果がどう出るか、そもそも取引き再開したとしてサーバダウンなどが起きないのか、また来週振り返りたいと思います。
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