このサイトは「中長期的な視点で」「寝ながら投資=労力をかけずに資産を増やす方法」を紹介することを目的としています。
実際にこの投資方法で資産を増やすことができています。
この1年間で+13%のリターン。
具体的なレベルは、元本100万円なら+13万円、元手500万円なら+60万円の増加といった感じです。
寝ながら投資のメリットは3つあります。
- 仕事や家庭が忙しくても続けられる
⇒ 長く続き、結果としてリターンが大きくなる - 手間がかからないので新しい投資先を探せる
⇒ いち早くいい話を見つけて、先行者利益を得られる、かも - 世の中の動きをざっくり把握できるようになる
⇒ 投資を続けることで、自然と世界情勢・経済に敏感に。世の中の大きな流れをつかめるようになる
なぜ「労力をかけずに資産を増やす」ことを目指すようになったか、それは仮想通貨での痛い経験があるからです。
資産運用のきっかけ
わたしが資産運用を始めたのは、住宅ローンの残高通知を手にしたとき。
早く繰り上げ返済してしまいたい、と思いました。
ただ、まだ住宅ローン減税が効く期間なので、それが終わるまでに手持ちの資金を増やそう!と決めたのです。
2017年秋のことです。
最初の投資先は仮想通貨
当時イケダハヤト氏のブログを目にし、そのすすめにすなおに従ってまず仮想通貨を買いました。
ちょうどイケダハヤト氏がブログタイトルを「まだ東京で消耗してるの?」から「まだ仮想通貨持ってないの?」に変えたころです。(その後もとに戻されていますが)
そこから半年、ジェットコースターのような体験ができました。
2017年冬:仮想通貨バブル期に突入
仮想通貨を買ったあと、すぐにバブル期に入りました。
始めたころは1ビットコイン=50万円でしたが、4か月後には4倍の200万円に。
NEM(ネム)なんて一晩で2.5倍になったことがありました。
冷静に考えると異常ですよね。
テレビで仮想通貨を持っている女性がインタビューを受け「寝て起きたらお金が増えてる」と言ったのはこのころです。
わたしも毎日相場を見ながら一喜一憂していました。
結果的には資産が4か月で7倍に増えました。
このころの私の思考はこうです。
まさにバブルですね。
- このままいけば億り人(仮想通貨で億を稼いだ人)になれるかも
- 今手放したら、値上がりして次買える量は少なくなってしまう。
- 今売るとかなりの額の税金がとられてしまう。将来税制が変わるまで売らずに含み益にしておこう
仮想通貨に関する税制は2017年12月に正式制定されました。雑所得に分類され、利益額に応じ税率が上がっていき、最高は45%です。
この時期はこれが発表されたばかりで、20%定率で損益繰越しが可能な株式売買より大幅に厳しい条件が話題になっていました。
いずれ株式と同じレベルに見直されるだろう(そうなってほしい)、という意見が多くみられました。
しかし現実は甘くありませんでした。
2018年1月16日:バブルがはじける
2018年1月16日から17日にかけ、ビットコインが暴落し約半額になりました。
ほかの仮想通貨もまったく同じ動きをします。
理由は、各国の当局が規制を強めると発言したからとも言われていますが、定かではありません。
分かっているのは、バブルではないかと警戒する多くの投資家が、小さな下げをきっかけにわれさきにと売り抜けたことです。
2018年1月26日:コインチェックに預けていたネムが盗まれる
追い打ちをかけるように、2018年1月26日、コインチェック取引所からNEMが盗まれる事件が起きました。
総額580億円、史上最大の仮想通貨の盗難事件です。
その中には私が持っていたNEMも含まれていました。
そしてこの事件で仮想通貨はリスキーという印象がつき、相場全体の下げが加速します。
同日、コインチェックから全コインが引き出せなくなる
私はコインチェックに、ほぼすべての仮想通貨を預けていましたが、ネム盗難事件を受けてすべて引出し停止になりました。
ここからしばらく、持っている通貨が値下がりしても、売ることもできず眺めているだけでした。
仮想通貨投資の結果
2018年3月になって、盗まれたネムはキャッシュで返却されました。
またコインチェックの取引停止も解除され、ほかの通貨も売却・送金できるようになりました。
そのころには私の仮想通貨の資産額は元手の1.5倍になっていました。
バブルの頂点では7倍になっていたので、約1/5に下がったことになります。
とはいっても元の資産の1.5倍なので、半年で50%というものすごい高リターンです。
仮想通貨は、半年の間に7倍になることあれば、1/5になることもある、ボラティリティ(変動性)が超高い投資先ということを、身をもって学びました。
そして、そんな相場をチェックして一喜一憂していると疲弊するということも。
仮想通貨は株などと違って、休日や夜など関係なく24時間365日相場が動いています。
気になり始めると、昼間はつねにスマホをチェック、夜もふと目が覚めるとスマホをチェック、となってしまいます。
上がっているうちは楽しいんですけどね。
その他の投資先:投資信託、ロボアド、外国株、IPO
イケダハヤト氏は「仮想通貨はあくまで余剰資金の範囲で」と何度もクギを刺しています。
私はこの話にも素直に従って、ほかの投資先に資産を割り振っていました。
具体的には「ロボアドバイザー」「IPO」「外国株式」「投資信託の積立て」です。
仮想通貨の嵐がすぎた後、これらの資産をあらためてチェックすると、何も考えずにこつこつ積立てしていただけの、ロボアドバイザー、外国株式、投資信託はすべて、ちゃんと利益を出していました。
そして「やさしいIPO株のはじめ方」の情報に従い、機械的に申し込みを繰り返していただけのIPOも、約半年でついに当選。
たった1回で20万円の利益を出してくれました。
コインチェック事件に巻き込まれても
「お、これは歴史的事件に巻き込まれるという、おいしい経験だ」
と思う余裕があったのも、ほかの手段で運用していたおかげです。
学んだこと
壮絶な仮想通貨の投資の経験と、その他の穏やかな投資の経験から学んだのは、投資はいろいろ考えて下手に自分が売買するより、自動積み立てやロボアドバイザーに任せる(=「寝ながら投資」)方が効率的だということ。
さらに「寝ながら投資」には最初に述べたようなメリットがあります。
- 仕事や家庭が忙しくても続けられる
⇒ 長く続き、結果としてリターンが大きくなる - 手間がかからないので新しい投資先を探せる
⇒ いち早くいい話を見つけて、先行者利益を得られる、かも - 世の中の動きをざっくり把握できるようになる
⇒ 投資を続けることで、自然と世界情勢・経済に敏感に。世の中の大きな流れをつかめるようになる
わたしはこれからは、自分で銘柄を探すことはせず、よりかしこい投資ロボットを探すことにします。
それは、WealthNaviやTHEOのようなロボアドバイザーかもしれないし、QUOREAのような仮想通貨の自動売買かもしれません。
そして調べた結果をこのブログでシェアさせていただきます。
より多くの人が「寝ながら投資」のメリットを受けられますように。
まずはこちらの記事で、手始めになにをしたらいいか書いていますので、ぜひ一読ください。
このサイトが、少しでもあなたの生活をより良いものにするお役に立てば幸いです。