2017年12月2日ビットコインが暴落から復調し、最高値に近づいています。
この3日間はジェットコースターのような値動きでした
11月30日だけでもこのような動きです。
①午前4時、暴落。BTCは131万円⇒95万円、▲27%の下落。
②午後2時まで急上昇。95万円⇒127万円、+32%の上昇。
③再び下落。127万円⇒109万円(午後11時)、▲15%の下落。
時価総額で言うと、21兆円⇒15兆円⇒20兆円⇒17兆円とものすごいうごきです。
その後、上げ下げを繰り返しながら、じわじわと復調中。もうすぐ最高値を更新するかな、という状況です。
値上がりの材料と、今後の見通しについて、メモします。
値上がりの材料:ビットコイン先物の上場が認可された
12月1〜2日の上昇の要因としてはこれが大きいです。
米商品先物取引委員会(CFTC)は1日、米先物取引所運営大手のCMEグループ(CME.O)と、シカゴ・オプション取引所(CBOE)を運営するCBOEグローバルマーケッツ(CBOE.O)に、仮想通貨ビットコインの先物上場を認める方針を公表した。
数週間前からニュースになっていたビットコイン先物の上場が、ついに正式に決まりました。
この発表から20分間でビットコインは5%上昇したとのこと。
今後の見通し:一時的なバブルか、継続上昇か
日経新聞は、断言していないものの一時的なバブルだと考えていることを示唆しています。
日経新聞|ビットコイン1万ドル台、仮想通貨はブームかバブルか
- ビットコイン先物の上場が予定されており、機関投資家が参入すると個人投資家はいい売りのタイミングと思い売りにでる可能性がある
- 仮想通貨技術を使ったICO「テゾス」が2.3億ドルを集めながらトークンを発行せず集団訴訟となっている
日経新聞|ビットコイン1万ドル、仮想通貨ブーム続くか 識者に聞く
- 「ビットコインは『お金』になり得ず」
- 「法定通貨へのアンチテーゼとして意義」
- 「新規投資家の枯渇で相場急落懸念」
一方ブルームバーグは好意的な動きを載せています。
ブルームバーグ|ビットコイン初の1万ドル突破-年初来10倍強、10月以降も50%高
- 関連テクノロジーが金融市場を最終的に変貌させる可能性があるという理由から、仮想通貨に投資する5億ドル(約558億円)規模のファンドをスタートさせようとしている
じぶんのスタンス
ビッドコインが1万ドルを超えたときから変わりませんが、じぶんの予想は、以下の通りです。
- 短期的(半年程度)では、1万ドルという心理的ハードルを超えたため、また、ハードフォークによる新通貨分配の期待が高まるため、買いが入り上昇を続ける
- 中期的(2年程度)では、大きな上げ下げを続けながらも上昇。
- 長期的(5年程度)では、より取引スピードが早く安全な、新しい通貨が主役となっており、ビットコインは消滅している。
中長期スパンで見ると、量子コンピュータが実用化されたら、ブロックチェーンやその進化技術も大きく変わり、今のビットコインは無くなり、新しい通貨がとって代わるはず。
中期的に上がるだろうという見込みと、現時点では税の計算がややこしそう、という2点からしばらくホールドします。
税の計算については、例えばこんなことありえますよね。
1)仮想通貨を購入
2)その仮想通貨でICOに申し込む
3)ICOでトークンが上場する
4)トークンを売却する
税金の計算は「4と1」の差分で計算?それぞれの段階で計算??
まずは、昨日発表された国税庁の「仮想通貨に対する課税の具体例」で勉強します。
払うものはスッキリ払うつもりなんで、中長期的には、特定口座+源泉徴収のような形で、全自動化してほしいなぁ。
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