ロボアドバイザーは、AIが世界1万種類以上の株・債権・為替・不動産・商品などに分散投資して、リスクを減らしながら、いい感じに運用してくれる運用サービス。
ロボアドバイザーとは?大手2社WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の違いは?
2017年10月に、2つの老舗サービス「ウェルスナビ(WealthNavi)」と「テオ(THEO)」を使い始めました。スタートは25万円、月1万円ずつ積み立てています。
ここではそれぞれのリターンを報告します。
- 2年3か月のリターンはウェルスナビ、テオともプラス。
ウェルスナビ:+10.59%、テオ:+6.21%
※ウェルスナビは初の2桁%超え
ロボアドバイザーとは
ロボアドバイザーとは、積立額・運用期間・スタンスを決めると、世界1万種類以上の株・債権・為替・不動産・商品などに分散投資して、運用してくれるサービス。
しかも、定期的にポートフォリオを見直して、一番いいものに組み替えてくれます。
ひとことで言うと、「完全おまかせで」「自分向けに」資産運用してくれるコンシェルジュサービスです。
これまでは、超富裕層だけに証券会社・銀行が提供していたサービスが、AIの発展により、われわれ一般庶民も受けられるようになったのです!
AIに感謝!
なお、私が考える資産運用ポートフォリオの中で、ロボアドバイザーは、「リスク・リターンは低め」「運用期間は長期」となります。
こつこつ積立てていると、10年・20年後に大きく増えているイメージです。
ただこのサービスが始まってから、10年も経っていないため、誰もそれが正しいか判断できません。
ここで、このように成績を確認しています。
大手サービスは?
ロボアドバイザーというサービスには、ここ1年で様々な業者が参入しました。
いちばん老舗でメジャーなのが、「ウェルスナビ(WealthNavi)」と「テオ(THEO)」という2つのサービスです。
サービス概要はこちらでまとめました。できることにあまり違いはありません。
それぞれの始め方はこちらの記事を参考にしてください。
手数料は、ウェルスナビ、テオともに少し高めの年1%。
はたしてそれだけのリターンはあるのか。
ロボアドバイザーの成績発表
1か月目、2か月目、9か月目、12か月目、1年2か月、1年6か月、2年3か月←今回の成績です。
左がウェルスナビ:右がテオです。
1か月目: +2.09%:+2.79%
2か月目: +1.75%:+2.78%
9か月目: +1.80%:+3.55%
12か月目: +3.46%:+2.89%
1年2か月: ▲4.86%:▲0.18%
1年6か月: +1.69%:+2.03%
2年3か月:+10.59%(55.0万円、+5.2万円):+9.27%(48.5万円、+4.5万円) ←今回
ウェルスナビがついに2桁%プラスになりました。
ロボアドバイザーは株式の他に、債券、商品先物、不動産などでリスク分散しています。
ただ私の場合、選んだ投資スタンスがハイリターン狙いだったため、値段の上下が大きい株式のウェイトが高い。
そのため直近の株価の回復についてウェルスナビ、テオともにその影響を強く受け、大きく成績がプラスに転じました。
また、2つのサービスについては、どちらかというとウェルスナビのほうがボラティリティが大きいようです。
いずれにせよ、全くの放置状態で、2年ちょっとで10%のリターンはかなりの好成績。資産運用に手間を掛けたくない会社員にとってはありがたいサービスです。
まとめ
ロボアドバイザーは、資産運用スタンスと目標期間を伝えてお金を積み立てていくだけで、いい感じにポートフォリオを組んで定期的に見直してくれる、とても賢く、楽なサービスです。
ただロボアドバイザーを動かしているAIといえども、市場の波を必ず乗り越えるとは限らない。
銀行預金とは違い、リスクを負ってリターンを取りに行っている、ということはちゃんと意識したほうがよいです。
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