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ロボ運用サービスTHEO(テオ)のはじめかたと特徴

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ロボ運用サービスのTHEO(テオ)を使い始めました。ライバルのWealthNaviでも運用をしているので、ガチンコ勝負させてみようと思っています。

それではTHEOの始め方と、このサービスの特徴をご紹介します。

資産のシミュレーションをする

まずTHEOのトップページから、「無料でTHEOを体験」に進みます。登録の手続きで免許証の写真のアップロードもあるので、PCよりも、カメラが付いたスマホから行うとラクです。

THEOの運用方針の決め方は、少し変わっています。少ない情報から、エイヤと決めてしまうのです。まず、5つの質問に答えると資産シミュレーションをしてくれます。

  1. 年齢
  2. 年収
  3. 毎月の貯金額
  4. 現在の金融資産額
  5. 運用を開始するときの金額

 

なお、ライバルのWealthNaviも聞く項目はほぼ同じですが、加えて次のような定性的な質問があります。THEOには無い質問です。

  • 資産運用の目的→①余裕資金の運用②住宅購入のため③退職金の運用④子供のため
  • 株価が1ヶ月で20%下落したら?→①資産を全て売る②一部売る③何もしない④追加投資

 

質問に対し、資産の見通しを示してくれます。WealthNaviと違うのは以下の点です。

  1. 見通しが比較的近い将来(10年後。WealthNaviは20年後)
  2. 確率などは記載せず、見込み値のみ提示
  3. 結果が強気(WealthNaviが20年かけるところ、THEOは10年で+130万円のリターン)

左がTHEO、右がWealthNaviです。

 

ユーザ登録と運用方針の確認

シミュレーション結果を確認したら、ユーザ登録に進みます。

ここでいきなり「資産運用方針を設定しました。」という画面が出ます。わたしの場合、けっこう強気な方針のように見えますが、あとで変えられるような記載なので気にせず進みました。

積立額や引落し口座の設定を終えると、手続きは終了。住所確認の葉書が届くのを待つことになります。

ここまで30分程度。かなり手軽に始めることができます。

 

運用方針の確認

住所確認のはがきが届くまでに、運用方針を確認することにしました。

今の私の運用方針は「値上がり益重視」。グロース(株式中心)がメインで、大きいリターンを目指すが、下振れリスクも多いように見えます。

 

運用方針を変えてリターン予測を見てみよう、と思いましたが、なんとこのままでは運用方針を変えられないことが判明。

「THEOにおまかせモード」を選んでいると、①年齢、②仕事についているか、③金融資産額、の3つだけで資産運用方針が決まるそうです。

もっとカスタマイズするには「THEOにおまかせモード」をOFFにする必要があるようです。ただ、その状態でも「リバランシング」や「構成銘柄見直し」は自動でしてくれるため、方針だけ自分で変更できると考えたらよさそうです。

THEOのプレスリリース2017年8月「フルモデルチェンジしたTHEO [テオ]本日8月24日より提供開始」

 

まとめ:THEOのサービスポリシーは徹底している。

THEOは、年齢・仕事の有無・資産額だけで運用方針を決定するなど、かなり割り切ることで、ユーザが迷うことのないようしていることが分かります。

THEOは利用者のうち90%が投資未経験者とのことですが、そのターゲット層に分かりやすいサービス内容にしつつ、運用方針の数を絞ることでボリュームディスカウントを効かしコストを下げる効果もあると見ます。

ぜひその工夫を、より賢いAIの教育に充てて、リターンの拡大につなげてもらいたい、と願っています。

じぶんはこれからTHEOとWealthNaviを同じように運用して、20年間のガチンコ勝負を見届けたいと思います。

THEOについて詳しくはこちら

始め方詳細公式サイト

 

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