ロボアドバイザー PR

ロボアドバイザーとは?大手2社WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の違いは?

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最近ロボアドバイザーというサービスをよく目にするようになりました。

簡単に言うと、自分の資産を預けて「あとはよろしく」と言っておくと、いろんな金融商品を組み合わせて、買ったり売ったりして、いい感じに資産を増やしてくれるサービスです。

これまで、そういうサービスは、投資のプロが、お客一人ひとりの資産や運用方針に合わせてオーダーメードで運用していたので、手数料も高く富裕層だけに提供されていました。それを、昨今発展が著しいAI(ロボット)を活用することで、人手を排し低コスト化したのがロボットアドバイザー、です。

今回はロボットアドバイザーを使うメリット・デメリットと、大手2社「ウェルスナビ」と「テオ」のサービス比較をご紹介します。

この記事のまとめ

WealthNaviとTHEOのどちらも、

  • とにかく手間をかけずに
  • 国際分散投資を
  • 自分に合ったポートフォリオで

運用してくれるサービス。

WealthNaviは開始に30万円が必要で、敷居が高いが、アプリがあるので便利DeTAXという高度そうな機能もある。
THEOは1万円からなので気楽に始められるがアプリはない

ロボアドバイザーのメリット・デメリット

ロボアドバイザーのメリット・デメリットは以下のとおりです。

【メリット】

  • とにかく手間がかからない。取引を全自動化。心理的な間違った行動を防げる
  • 富裕層・機関投資家向けのアルゴリズムと、国際分散投資が受けられる
  • 自分に合ったポートフォリオを自動で組んでくれ、定期的にリバランスしてくれる

【デメリット】

  • 短期間でのリターン獲得には向かない。10〜30年程度かけた資産育成のイメージ
  • 思い入れのある会社に投資する、ある地域・国が伸びると思うのでそこに投資したい、など自分のこだわりは反映できない
  • 投資信託と比べると手数料が高い。といっても1%ですが

短期間で結果を出したい、とか、気になる会社の株を買いたい、という目的には合いませんが、とにかく手間がかからないのが魅力です。

WealthNavi(ウェルスナビ)の特徴

ウェルスナビのポリシーは以下の通り。

忙しく働く方にも
世界水準の金融アルゴリズムによる資産運用を。

忙しく働く30~50代の方々が、豊かさを感じられる社会を。
老後資金の準備にも自己責任が求められるこの時代に、忙しく働く方が安心して快適に、将来の備えを作れるように。
そのために、わたしたちはロボアドバイザーを作りました。
資産運用は投機ではありません。
資産を守り育てるための機会を、WealthNaviがご提供します。

特徴は以下の通りです。

  • 最低投資額は30万円から
  • 利用者の90%が投資経験者
  • 6~7銘柄の海外ETF(上場投資信託)で運用。実質的には約50か国の11,000社以上に国際分散投資
  • 自動税金最適化(DeTAX)を実装。クイック入金、スマホアプリが利用可能

THEO(テオ)の特徴

テオのポリシーは以下の通り

THEOの想い

生前、絵が売れなかったゴッホを
経済的に支えたのが弟のテオでした。
「お金」を通じて、
自分らしい生き方をサポートしたテオ。

私たちも、
テクノロジーを駆使することで、
すべての人にとっての「テオ」になれないか。
そんな想いから、
このサービスを「THEO(テオ)」と名付けたのです。

特徴は以下のとおりです。

  • 最低投資額は1万円から
  • 利用者の10%が投資経験者
  • 約40銘柄の海外ETF(上場投資信託)で運用。実質的には86の国・地域の11,000銘柄以上に国際分散投資 ※11,000という数字は、くしくもWealthNaviと同じです。
  • 自動税金最適化、クイック入金、スマホアプリは無い

ウェルスナビとテオの比較

ウェルスナビとテオを比較すると以下のような違いがあります。

①ターゲットが違う

WealthNaviは、最低額30万円、投資経験率が90%ということで、比較的、高年齢層がターゲットと思われます。
対してTHEOは、最低額1万円、投資経験率は10%という点を見ても、若年層をターゲットとしていると思われます。

ただ、使う側から見ると、WealthNaviも特に敷居は高くないと感じました。逆にアプリがあるので、スマホに慣れた若い方はウェルスナビの方が便利に感じるのでは、と思います。

②機能が違う

WealthNaviには「自動税金最適化(DeTAX)」と「クイック入金」「スマホアプリ」があります。クイック入金とスマホアプリは、THEOもすぐに対応すると思いますが、DeTAXなるものはどうでしょう。
まずDeTAXとは以下の機能です。

自動税金最適化(DeTAX)

分配金の受け取りやリバランスなどにより生じる税負担が一定額を超えた場合、お客様のポートフォリオ組入銘柄が抱える含み損を実現することで、翌年以降に繰り延べます。繰り延べがなかった場合より運用できる金額が増えるため、投資効率向上が期待できます

・・・正直、どれくらいメリットがあるのか、技術的難易度が高いのか、は分かりません。ただ、スマホアプリよりは、長く差別ポイントになるように思います。

まとめ

WealthNaviとTHEOのどちらも、①とにかく手間をかけずに②国際分散投資を③自分に合ったポートフォリオで、運用してくれるサービスです。

WealthNaviは開始に30万円が必要で、敷居が高いが、アプリがあるので便利DeTAXという高度そうな機能もある。

THEOは1万円からなので気楽に始められるが、2017年8月時点ではアプリがないので不便

結局どちらがいいのか、というと肝心の運用成績がまだ比較できないので、正直なんとも言いがたい状態ですが、実のところ、一番いいのは、リスク分散の意味も込めて両方に投資することではないかな、と思っています。

ただ、運用成績は気になるので、今後、両方を使って比較していきます。

ウェルスナビについて詳しくはこちら

WEALTHNAVI(ウェルスナビ)

始め方詳細公式サイト

THEOについて詳しくはこちら

始め方詳細公式サイト

 

ロボアドバイザーの実際の運用実績についてはこちらをどうぞ。

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