ロボアドバイザー

あなたのウェルスナビ、THEOのリスク許容度は大丈夫?コロナウイルス起因の株価急落で分かったリスク設定の重要さ

Wealth NaviやTHEOといったロボアドバイザーサービスは、資産を預けておけば、世界中の株や債券、先物、不動産、現物(金など)に分散投資して、手堅く運用してくれる、というのが売りです。

特に資産運用って何したらいいの?という初心者にとって、毎月積み立てるだけで運用を丸投げできるという、ピッタリのサービスです。

ところで2020年2月末にコロナウイルスが世界に一気に拡大し、経済活動停滞の不安から、株価がリーマンショック以来最大の大幅安となっています。

2/27日経新聞:NYダウ1190ドル急落、下げ幅過去最大 新型コロナで

2/28日経新聞:日経平均、週間下げ幅2243円 リーマン以来の大きさ

こんななか、Wealth Navi、THEOは、株以外への分散投資により、このリスクをうまく乗り越えたのか、実際の数字で確認します。

またそこから得られた教訓をシェアさせていただきます。

ロボアドは株価急落を乗り切れたか

まずWealth Navi、THEOがこの株価急落を乗り切れたか、数字で確認します。

Wealth Naviの場合

2か月前には+10.5%(2年3か月で)と好調だったWealth Navi。今回の株式の大暴落を乗り切れたかというと・・・

残念!
+10%もあった含み益がみごとにふっとび、マイナスに(▲0.07%)

THEOの場合

THEOも1か月前は+9.2%と好調でした。今回の暴落は耐え抜いたかというと

+2.2%とみごとにしのぎました!

差が出た要因

コロナウイルスによる株式相場の急落については、

  • Wealth Naviはしのぎきれずに+10.5% ⇒ ▲0.02%と含み損に突入
  • THEOは+9.2% ⇒ +2.2%と含み益を維持

という、対称的な結果となりました。

では、THEOの方がWealthNaviより優秀なのか。今回の差を調べていくとそうとも言い切れないことが分かりました。

ポートフォリオがだいぶ違っていたのです。

ロボアドバイザーはリスクを分散するために、主に株式・債権・実物資産を組合わせて運用しています。

その中で最もリスクが高いのが株式。WealthNaviの方がその比率が非常に高く約80%、それに対しTHEOは50%。

つまり、株式の比率の高いWealthNaviの方が、よりハイリスク・ハイリターンを狙う設定になっており、今回の株価急落の影響をより大きく受けて、マイナスに突入する結果になったと思われます。

運用方針の決め方

Wealth Navi、THEOとのポートフォリオの差は、自分でリスク許容度を選んだか、おまかせで選んだか、でした。

WealthNaviは自分でリスク許容度Max(5段階中5)の設定にしていましたが、年齢・年収などから診断するリスク許容度診断を受けたところ、リスク許容度中(3)を勧められました。

THEOでも同じような診断を受けて「おまかせ」にしているので同じくらいの設定(リスク許容度中くらい)になっているのでしょう。

 

人によってロボアドバイザーに求めるものは違うはず。

資産運用のメインを安定的な投資信託などにしていれば、ロボアドバイザーでは攻めの運用を、メインで個別株などリスクを取る運用をしていればロボアドバイザーは守りの運用に、使うべきです。

ちなみにWealthNaviでリスク許容度を変化させると、このように30年後の期待値を確認することができます。

リスク許容度5の場合、元本1,180万円が30年で30%の確率で約4千万円まで増える、リスク許容度3の場合は約3千万円まで、と見ると、どうしてもリスク許容度を高くしたくなりますが、その分元本割れのリスクも大きくなることを認識する必要があります。

 

特にロボアドバイザーを初めて使う場合は、期待値に目が奪われてリスク許容度を高くしがちになりますが(←まさに自分がそう)、そうすると今回のような過酷な世界情勢の変化にもろにさらされます。

繰り返しになりますが、自分の他の資産の運用スタンスを考えて、ロボアドバイザーのリスク許容度を設定することが重要になります。他で安定的な運用をしていればロボアドではリスクを取る、他で攻めの運用をしていればロボアドはリスク低めにしておく、といったように。

また、資産運用の状況は年が経つに連れ次第に変わっていくことと思います。たとえば運用が面白くて色々手を出していくこともあれば、めんどくさくなってほったらかしにする、など。よって、ロボアドバイザーの設定も年に1回くらい、今の自分の資産運用の状況にあっているか確認するのがよさそうです。

 

もしほかの運用をしていないなら、ロボアドバイザーの診断を受けておすすめの設定にするのが一番いいかと。

まとめ

株式相場の急変動がロボアドバイザーの成績に与える影響は、サービスよりもリスク許容度の設定のほうが大きそう。

他の資産の運用スタンスに合わせて、ロボアドバイザーのリスク許容度を決めるのが重要となります。

また、定期的なチェック・見直しも必要です。

ちなみに私はインデックス投信や現物株式などリスク高めの商品に手を出していることもあり、Wealth Naviの設定を診断結果通りの「5段階中3」に下げました。

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ねなとう
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