仮想通貨取引所クリプトブリッジ(CryptoBridge)をご存知でしょうか。
セキュリティが高い分散型取引所(DEX:Decentralized EXchange)で、取扱い通貨も豊富。私もXPやビットゼニー、ストロングハンドといった草コインをここで買いました。
海外取引所ですが日本語対応しており敷居も低いかと思います。
そのクリプトブリッジは自ら仮想通貨ブリッジコイン(BCO)というものを発行しています。
取引所が発行する仮想通貨という意味では、バイナンスにおけるBNB、ZaifにおけるZaifトークンと同じような位置付けです。
仮想通貨取引所クリプトブリッジが発行するコイン、ブリッジコイン(BCO)の買い方
このBCOはマイニングのようなものとして「ステーキング」という仕組みを提供しています。
報酬がおもしろく、これまではクリプトブリッジで扱っている通貨すべてで報酬が配られてきました。
しかしある問題が起き、2018年4月第1回目のステーキングで報酬が変わりました。
朗報!?クリプトブリッジのステーキング(マイニング)報酬がシンプルに!報酬率は?
そして、4月第3回目のステーキングでさらに変更が!これまでのステーキングの方針を完全にくつがえすような変更です。
今回はそのご報告です。
ブリッジコインのステーキングとは?
クリプトブリッジ取引所が発行するブリッジコイン(BCO)のステーキング(マイニングみたいなもの)。その概要と始め方についてはこちらの記事をご覧ください。
クリプトブリッジのコインBCOをステーキングする(マイニングみたいなもの)
ブリッジコインのステーキングの問題点とは?
BCOのステーキングの問題点は、報酬としてもらえるコインの種類が多すぎて、管理しきれない状態になったこと。
2018年3月上旬でその数は125種類!!
クリプトブリッジのトークンBCOのステーキングでもらえる草コインの種類がついに3桁に・・・
こうなると、いろんなコインが手に入る楽しみよりも、いくら手に入ったのか計算する手間にうんざりしてきます、というか諦めました。
また、ビットコインのようなメジャーな通貨に交換しようにも、1通貨あたりのコイン数が少なすぎて交換できないものもでてくる始末。
2018年4月 第1回目のステーキングでの変更
そんなBCOのステーキングに大胆な方針変更がありました。2018年4月1回目のステーキングからです。
これまでクリプトブリッジに上場している通貨すべてで支払われてきたステーキング報酬が、6種類だけに絞られたのです。つまり125種類→6種類へのシンプル化!
朗報!?クリプトブリッジのステーキング(マイニング)報酬がシンプルに!報酬率は?
残ったコインは、以下の通り。まだまだマイナーなものが残っています。
- BTC(ビットコイン)
- LTC(ライトコイン)
- BCO(ブリッジコイン)
- SMART(スマートキャッシュ)
- RVN(レーベンコイン)
- ALQO(アルコ)
4月第3回目でのさらなる変更 ←Now!
そして今回、2018年4月第3回目のステーキングで、さらに報酬に変更がありました!
なんと報酬のコインの種類が3種類まで減ったのです!!
3月から比べると125種類→3種類へ、ものすごい絞り込みっぷりです。なにかハードクレームでも入ったんでしょうか?
そして残った報酬のコインは・・・
- SMART(スマートキャッシュ)
- RVN(レーベンコイン)
- ALQO(アルコ)
またマイナーなものだけを残しましたね〜
仮想通貨にはある程度詳しくなったつもりですが、どれも他では名前すら聞いたことのないコインです。
別途、どんなコインか調べて報告します。
報酬額も減ったのか?
ステーキング報酬のコインの種類が減ったのはいいとして、報酬額自体はどうなのか。
たった3種類なので、125種類だった頃に比べ計算はおそろしく楽になりました。
通貨 | 量 | 円換算 |
SMART | 0.00745 | 0.1円 |
RVN | 0.7107 | 2.1円 |
ALQO | 0.00951 | 0.4円 |
合計 | ー | 2.6円 |
※レートは2018年4月25日時点。CoinGeckoより。
ふむふむ、2.6円ね。
少ないような気がするけどこれまではどうだったっけ。
これまでの2週間ごとのステーキング報酬と、もらったコインの種類は・・・
- 6円 ←59種類
- 72円 ←98種類なので適当
- 100円くらい ←125種類なので計算諦める
- 24.5円 ←5種類
- 7.5円 ←5種類
- 2.6円 ←3種類。今回
む、むむむ・・・?なんかものすごく報酬悪くなってないですか??
元手7万円のBCOなのに、2週間で2.6円。年換算で70円の報酬。
つまりステーキング報酬は年率0.1%!?
BCOの価格自体が7万円→1万円に下がっているのに、この報酬率とは、なにかの間違いだと信じたい・・・
まとめ
クリプトブリッジ取引所が発行するトークン、ブリッジコイン(BCO)のマイニング報酬は、一時125種類のコインで配られましたが、3種類まで減りました。
報酬率までは変わらないだろうと思っていたのですが、計算してみると悪化の一途。ついに年率0.1%まで下がってしまいました・・・
ステーキング報酬は「クリプトブリッジの利益の半分を、ステーキング参加者で分配する」ということなので、
- クリプトブリッジの利益が出ていないのか
- クリプトブリッジの利用者(ステーキング参加者)が増えているのか
せめて後者だと信じて、BCOの価格自体が上がることに、淡い期待をもつことにします。
とはいえ、この取引所のいい意味での迷走っぷり※はおもしろいので、当面ステーキングを続けるつもりです!
※日本で人気のモナコイン、ビットゼニー、XPをいち早く扱いはじめる。毎日新しい仮想通貨を上場させ続ける。ステーキング報酬を125種類のコインでばらまく、そして突然3種類まで減らす(今回)、など。
黎明期の仮想通貨業界での「迷走」は、新しいことにチャレンジする試行錯誤の結果だと思ってます。
これからもチャレンジしつづけて、いいものを産み出していってもらいたい、という気持ちで、勝手に応援しつづけることにします!