自分の持っている仮想通貨やトークンが、もし乗っ取られて奪われたら、泣くに泣けないですよね。
最近は銀行からWebで振込みをするときも、ワンタイムパスワードが必要です。
同じように、仮想通貨やトークンも、2段階認証でセキュリティを強化できます。今回は、COMSAのICOサイトを2段階認証でセキュリティ強化する方法を紹介します。
2段階認証により、ログインするためにはワンタイムパスワードの入力が必須となります。ワンタイムパスワードを盗まれるのは「スマホを盗まれ、かつ、スマホのロック画面を解除された場合」に限られます。
つまり、万一IDとパスワードがセットで流出したとしても、スマホが盗まれてロック解除されていなければ、不正に送金されたりすることを防げます。
なお、この手続きはスマホから行ったほうがラクです。
ざっくり言うと手順は以下の通りです。
1) COMSAサイトで「設定」⇒「2段階認証の設定」に進む
2) 利用する2段階認証サービスを選びアプリをダウンロードする
3) ダウンロードしたアプリに自分の情報を登録し、COMSAアカウントとアプリを紐付ける
4) アプリに表示されたワンタイムパスワードを入力し、紐付けが問題なく行われているか確認し、手続き完了
※手続きは変更になる可能性がありますのでご注意を。
COMSAサイトで設定⇒二段階認証の設定へ
まずはCOMSAのトークンセールサイトで二段階認証の設定画面まで行きます。
コムサのICOサイトにログインした後、スマホだと右上のハンバーガーボタン、PCだと左カラムに「設定」ボタンが表示されます。そこをタップ。
「設定」ページから「二段階認証の設定を開始」をクリックします。
利用する二段階認証サービスを選びダウンロードする
次に二段階認証アプリをダウンロードします。
COMSAの場合3つから選べます。「IIJ Smart Key」「Google Authenticator」「AUTHY」。じぶんはCoinCheckですでに使っていたGoogleの「Authenticator」を使うことにしました。
アプリストアのリンクから対象アプリをダウンロードします。ダウンロード済みの場合はスキップして次に進みます。
COMSAアカウントとアプリを紐付ける
2段階認証アプリにCOMSAアカウントを紐付けします。これで2段階認証の設定は完了です。これで「ID・パスワードが漏れても、アプリが入ったスマホを盗まれない限り悪用されない」という状態になります。
2段階認証アプリをダウンロードした後に、先ほどのCOMSAのページに戻ります。「二段階認証の設定」ページに、QRコード、もしくはURLが表示されているはず。
PCを使っている場合は、スマホの2段階認証アプリで、PCに表示されたQRコードを読み取りましょう。スマホを使っている場合は、そのままURLをクリックしてください。
そうすると2段階認証アプリが起動し、このアカウントを追加するか聞かれます。
「はい」を押すと、アプリにCOMSA ICOアカウントが紐付けされます。
ワンタイムパスワードを入力し、紐付けを確認
COMSAサイトでワンタイムパスワードを入力し、問題ないと確認できると設定完了。
二段階認証の設定の最後に、ワンタイムパスワード入力する欄があります。ここに二段階認証アプリに表示されている数字を入力し、問題なければ設定は完了です!
↑二段階認証アプリで表示されるこの数字(じぶんの場合、COMSAは下の数字)を
↓COMSAサイトの「トークンの入力」欄に入力する。
これが終われば、COMSA ICOページへの2段階認証設定が完了です。次からログインするときには、このようになります。
・COMSAサイトでID、パスワードを入力
・2段階認証アプリを起動して、ワンタイムパスワードをコピー⇒COMSAサイトで入力
ログイン画面はこんな感じです。
・
まとめ
手続きはかんたんなので、ぜひ2段階認証を設定したほうがいいと思います。
なお、手続きはPCよりスマホでするほうがラクです。
ただ、機種変更時にこの2段階認証がネックになるということを目にしたので、今後確認していきます。
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