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XPChainがホワイトペーパー(WP)を公開!ユーザ、開発者、店舗の三方よしを目指す!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

※2018年12月24日追記:XPCのエアドロップが始まりました。受け取り方は以下の通り。

新通貨XPChain(XPC)のエアドロップ受け取り方法


2018年5月暗号通貨XPと袂を分かち、誕生を宣言したXPChain(eXPericenceチェーン、以下XPC)。

 

その経緯については下記インタビュー記事が詳しいです。

公式XPChain-jp協会miyarbucksさんへインタビュー!「XPChain誕生秘話」

ひとことで言うと、海外主導で開発されたXPは、日本で人気が出てコミュニティが日本主導となった後も、どうしても日本コミュニティの意見が反映されなかった。
さらにXPの古い仕様の制約もあり、それを残念に思う人たちが集まって新しい通貨XPCを立ち上げようとしている、という状態です。

 

XPC誕生の発表以降の経緯は、本ブログのこちらの記事も参照ください。

仮想通貨XPから新通貨XPCが分裂する!
XPCの新しいPoS方式「Age Burnable PoS」が狙う野望!
XPホルダーのXPCエアドロップの受け取り方!
XPCのエアドロップ対象になっているか、と対象額がカンタンに確認できるように!

現在は、新通貨XPCのエアドロップと上場を待つ状態です。

 

そのような中、予定通り2018年7月にホワイトペーパー(その通貨の目指すところやロードマップ等をまとめた文書)が発表されました。

今回はその内容を読み解いて、理解しやすいようにまとめました。

 

XPCホワイトペーパーの位置付け

XPCプロジェクトにおいてホワイトペーパーの発表は、最優先事項になっていました。

これは、前身のXPプロジェクトが、明確な方針やロードマップを出せなかったことが反面教師になったためかもしれません。

いずれにせよ立ち上げ発表から1か月強。
短期間でXPCのホワイトペーパーは発表されました。

このWPを早期にまとめることで、開発陣内部の目的・優先順位を明確にするとともに、誕生を待っているユーザに対して変な期待を持たせてしまうのを防ぐ目的があったのかもしれません。

 

WPの章立て

XPCのWPの構成は以下の通りです。

・XPCの基本理念

  1. eXPerience Chainの特徴
    ・Bitcoin 0.16.0ベース
    ・Age Burnable PoSの採用
    ・国際プロジェクト
  2. 展望
    ・GeoLink
    ・XPCheckとレベルの概念
    ・手軽に導入できる実店舗での決済機能
    企業との提携
    ・その他機能
  3. XPCの普及
    ・XPC “チェイナー” プログラム
    ・企業提携/スポンサーシップ
    ・e-Sportsへの取り組み
    ・開発支援ツールの提供
  4. ロードマップ
  5. XPCの仕様
  6. 組織運営

この記事の中では特に特徴的な太字部分について触れていきます。

なお原文は日本語でも発表されていますので気軽に確認できます。
こちらからどうぞ。
XPChainホワイトペーパー(2018年7月発表)

 

XPCの基本理念

WPの冒頭はこのような言葉から始まっています。

「暗号通貨を使うことはもっと楽しくなる」

eXPerience Chain Projectは、暗号通貨を使って現実世界で人々が繋がることで、新たな経験を得ることができる社会を目指すオープンソースプロジェクトです。
暗号通貨eXPerience Chain (XPC) はその基盤となる通貨となります。

 

この一文に、XPCプロジェクトの理念のすべてが詰まっていると考えます。

 

暗号通貨を使って現実世界で人々が繋がる

今ある暗号通貨で「現実世界で人々が繋がる」ようなことはあったでしょうか?

唯一思い浮かぶのは「NEMバー」。
しかし、そこで何かがホルダー同士で行われている訳ではありません。
また決済のうちNEMは2割だけ、さらにNEMを受け取ったお店も価格変動が気になるのですぐに日本円に交換しているとのこと。

日本経済新聞:ゆるみとゆがみ 乱高下しすぎて使えない 仮想通貨の虚実

こんな中、XPCは暗号通貨の世界で初めて、「現実世界上でも」ユーザ同士、そしてユーザと企業が楽しみながらつながる世界を作ることを、目指しています。

 

新たな経験を得ることができる

今ある暗号通貨で、「新たな経験を得られる」ようなことはありますか?

しいていえば、ブロックチェーンに関する知識を得られるとか、投資に関するリスクを学ぶことができた、ということでしょうか。

それに対し、XPCはユーザがXPCに深く関われば関わるほど、ユーザに還元される仕組みづくりを目指しています。

 

オープンソースプロジェクト

XPCはオープンソースプロジェクトです。
その意味するところは、サードパーティ開発者を積極的に巻き込んで、XPCの世界をドライブすること。

そのために、開発者が参加しやすい環境を作り(Bitcoin 0.16.0ベース)開発者がよりよいプロダクトを作るインセンティブが湧くような仕掛け(Age Burnable PoS)を準備しています。

 

以上が基本理念。
これだけだとイメージが湧かないと思いますので、WPに書かれた項目を具体例として見ていきましょう。

 

現実世界での利用

XPCを使って現実世界で人々が繋がる、とはどういうことか。

具体例の一つが「Geo-Link」。
WPによると

GeoLink は、現在開発中の位置情報を利用した通信アプリケーションです。
利用者は XPC の雨雲を任意の場所に作ることができレインと呼ばれる XPC の配布を雨雲のまわりにいる XPC 利用者に対して行うことができます。
それがリアル店舗を知るきっかけや、利用者が赴くきっかけ、ひいてはそこで得た体験を人に伝えるきっかけとなります。
XPCの雨雲は、用途に応じてさまざまなものを作成できます。
GeoLink による広告、イベント、コミュニケーションは、XPC利用者の日常生活の一部となります。
さらに、雨雲やレインのための手数料により、XPC のバーンを促進します。

XPではDiscordの中で行われていたRainが、XPCでは街の中でも行えるようになります。

これはおもしろい。ついに暗号通貨が現実社会に進出してきます。

 

そしてもう一つの例が「手軽に導入できる実店舗での決済機能」。
WPによると

【店舗側の利点】
・特に個人店舗の経営との相性が良く、今までアプローチする機会がなかった客層を取り込こめる可能性
・XPC という共通の話題を得ることで、顧客との距離がより近づく
【利用者の利点】
・ホルダー同士が集まることができる場所の獲得、イベント企画への発展
・GeoLink を使うことでの、Rain を通じてその場で出会った人たちと体験共有
・XPC 利用者は実店舗を利用することで、よりウォレットレベルが上昇しやすく

これにより、Geo-Linkのレインでもらったコインを使ってそのお店で飲む、などができるように。

人と人、人とお店が現実世界でつながっていく世界が見えます。

 

ユーザに経験が還元される仕組み

ユーザがXPCに深く関われば関わるほど、ユーザに還元される仕組み、それが「XP Check」と「XPC “チェイナー” プログラム」です。

XP CheckのベースはWebウォレット。そこに「レベル」という概念が加わるところが新しい点です。
レベルを決めるパラメータは以下を考えているとのこと。

  • 取引手数料によるバーン量 →取引量の指標
  • PoS の成功回数 →利用期間の指標
  • Rain の受け取り回数 →行動の指標

つまり積極的にXPCに関わるユーザはレベルが高くなる。
サービスの発信者はレベルによって利用者を知ることができる上、よりレベルが高ければより上質なサービスを提供する、といったことができます。

XPCを使えば使うほど、増やせば増やすほど、集めれば集めるほどレベルが上がりよりいいサービスを受けられる

こうなるとXPC自体がもうゲームのように見えてきますね。
まさに「暗号通貨を使うことはもっと楽しくなる」です。

そこらへんをまるっとまとめたXP Checkの全体像が下の図です。

XPC Whitepaper JP pdf

 

そして、レベルが高いユーザだけがなれるのが「XPC チェイナー」。

チェイナーの助言で店舗にXPC決済が導入されると、チェイナー・店舗双方にXPCが配布されます。
また店舗がABPoS(後述)を行うと、チェイナーに報酬の一部が届きます。

かんたんにいうとリアル店舗開拓のアフィリエイトプログラム。
チェイナーになるためにレベル上げに励むユーザもでてきそうですね。
私もそうなると思います(笑)

 

サードパーティの巻き込み

XPCはサードパーティ開発者を積極的に巻き込むことで、XPCの世界をドライブしようとしています。

そのために開発者が参加しやすい環境を作り(Bitcoin 0.16.0ベース)開発者がよりよいプロダクトを作るインセンティブが湧くような仕掛け(Age Burnable PoS:ABPoS)を準備しています。

 

特にABPoSは、サードパーティーが仮想通貨サービスを開発するにあたり、成功報酬ベースで、確実に収入が入るプラットフォームを作ろうとしています。
プラットフォーマーであるXPCはここで稼がず、P2Pで価値のやりとりがされるところが、非中央集権的な仮想通貨の思想が反映されていて面白いところ。

これが実現すれば、個人を含む小規模な開発者が暗号通貨サービスに参入できる余地が格段に広がり、面白い・便利なサービスが広がり、それが暗号通貨の普及につながります。

詳しくはこちらで熱く書きました。世界を変える方式だと思います。

XPCの新しいPoS方式「Age Burnable PoS」が狙う野望!

 

ロードマップ

ロードマップもリリースされました。内容は以下の通り。

Webウォレット・GeoLink・XPCheckのリリースを予定している2018年4Q〜2019年1Qが山場ですね。

■2018年3Q:
XPC-Project の開発および、各機能をテストする。機能テストは基本的にオープンに行われ、 実際に利用者が体験可能な形で行う。
・ホワイトペーパー・ロードマップ公開
・XPC mainnet 稼動開始
・XPC Core Wallet リリース
・CCWallet の XPC 対応
・CCWallet を利用した決済機能テスト
・最初の取引所上場

■2018年4Q〜2019年1Q:
プロジェクトのコア機能を随時リリース。中小企業を初めとしたマーケティング活動を行う。 XPC の利用可能な範囲を拡大し、認知を広める。
・Web ウォレットリリース
・GeoLink リリース
・XPCheck リリース
・Twitch Bot リリース
・eSports へのスポンサード活動

■2019年:
XPC の利用範囲の拡大と利用実績を作り、多様な国で法定通貨と交換できる環境を目指す。
・アメリカ・ニューメキシコ州に XPC 財団設立
・XPC と法定通貨との交換環境を実現する

■2020 年以降:
「暗号通貨を使って、出会うことのなかった楽しさに出会う」をコンセプトとして旅券発行から宿泊・飲食提供まで全て XPC 利用だけで完結できる、世界交流イベントを開催する。

■随時:
・開発者向けドキュメントの公開
・Bitcoin のバージョンが上がった際の機能の追従
・提携企業の発表、イベント企画の実施

 

まとめ

XPCのホワイトペーパーは、ユーザ、開発者、店舗に対して、それぞれ具体的にどのようなメリットを提供するのかを示しており、とても興味深い。

7月下旬のエアドロップ、3Q中(9月末まで)の上場がありますが、それよりもXPCの世界がどのように実現していくのか楽しみです。

 

7月26日:XPエアドロップの申請方法が発表されたのでまとめました。
XPChain(XPC)のエアドロップ申請方法!!

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