仮想通貨を始めたい人
仮想通貨なんだか盛り上がってるなぁ。
自分も始めてみたいけどまず何から手を付けたらいいのかな?
そもそも危なくないのかな?
こんな疑問に答えます。
- 仮想通貨を始める3つのステップが分かる
- 仮想通貨取引のリスクをおさえるための2つの基本ルールが分かる
私はサラリーマンですが、2017年から資産運用の一環として仮想通貨の取引を始めました。
2017年の仮想通貨バブルとその崩壊、2020年〜の人気再燃も経験しています。
これまでに得た知識と経験をもとに仮想通貨取引を続けることで、2020年は1年間で資産を1.6倍にすることができました。さらにそれを2021年に入って3か月で1.5倍に増やしています。
そんな私が、これから仮想通貨取引を始めるときに必要十分な3つのステップと、仮想通貨につきもののリスクをおさえる2つの基本ルールをご紹介します。
仮想通貨を始める3つのステップ
仮想通貨取引を始めるためのステップは3つだけですが、確定申告や資産管理のことを考えるとかんたんなツボがあるのでそちらも解説します。
- 取引所に口座を開設する
- 自分で決めた金額を口座に入金する
- 資産管理アプリのインストール
①取引所に口座を開設
仮想通貨は証券会社などでは売り買いできないので、専門の取引所に口座を作ります。
私も使っているコインチェックやビットフライヤーでは、スマホアプリで運転免許証などの本人確認書類と自分の顔の動画を撮影すれば、早ければその日のうちに審査が完了し、取引できるようになります。
仮想通貨は動きが早いのですぐに口座が作れるのはありがたい。口座開設だけならお金もかからないので、まずはササッと口座を作ってしまうのがおすすめです。
②自分で決めた金額を入金
取引所に口座を作ったら銀行などから口座に入金します。
ここで注意したいのは金額とその記録。
覚えやすい金額を入金し、かつ、その金額をメモしておきます。後で資金を追加するときも同じようにします。
これは、年末にその年の利益を計算し、確定申告に使うときに計算を楽にするためです。
仮想通貨の税金は、自分で計算しないといけない&確定申告しないといけないので面倒なんですが、入金時にこれを意識がけていれば、確定申告がかなり楽になるんです。
詳しくは「仮想通貨取引の利益にかかる税金はいくら?黙っていればばれない?計算ツールやコツもご紹介」にまとめていますので、時間があるときに見てもらえれば、と思います。
③資産管理アプリのインストール
資産管理アプリをインストールして、取引所と連携しておくと便利です。
2つ以上の取引所を使うときに合算した資産額を把握できるようになりますし、株式なども持っていれば資産総額を把握できるようになります。
いくつかのアプリがありますが、私は
理由は、無料なのに銀行・証券会社・仮想通貨取引所はもちろん、ロボアドバイザーやポイントサービスなど、お金に関するほとんどのサービスと連携できるためです。
さらに、月500円のプレミアムサービスに入ると、連携するサービスの数の上限(無料版だと10社まで)がなくなったり、ボタン一つですべてのサービスの残高をまとめて更新できたり、とさらに便利に使えます。私もプレミアムサービスを使っています。
無料版でも十分なので使ってみては。
マネーフォワードのダウンロードは
準備が終わったら取引開始
①口座の開設、②入金(覚えやすい金額でメモしておく)、③資産管理アプリで取引所と連携、が終わったらいよいよ取引開始です。
ただその前に、次にご紹介するリスクを抑えるルールを意識しておくと安心です。
リスクをおさえる2つの基本ルール
仮想通貨取引にはリスクがつきものですが、2つの基本ルールを守るだけで、そのリスクを抑えることができます。
- 取引所は複数に分ける
- つぎ込む資金は余剰資産の10%まで
理由は以下のとおりです。
取引所は複数に分ける
取引所は必ず2つ以上使うようにして、資金も分けて入金しておきます。
仮想通貨はまだ歴史が浅いため、取引所へのハッキング事件による口座凍結や、システムトラブルなど、信じられない理由で取引ができなくなるというリスクがあります。
自分が使っている取引所が使えなくなると、相場が下がっていても持っている通貨を売ることができず、含み損が拡大していくのを見ているしかありません。
逆に、相場が上がっているときは儲ける機会を逃してしまいます。
2つ以上の取引所を使うことで、そのようなリスクの影響を減らすことができます。
私も、2018年のNEM盗難事件に巻き込まれて、口座凍結されたまま資産が1/10に減っていくのを眺めているしかないという事態になったり、使っていた海外取引所が気付いたら営業終了していたり、といったことがありました。
その経験から、私は絶対に2つ以上の取引所に分けて取引をするようにしています。
現在使っている取引所は、コインチェックとビットフライヤーです。
この2社を選んだ理由はこちらの記事にまとめました。
つぎ込む資金は余剰資産の10%まで
仮想通貨につぎ込む資金は、余剰資金(資産運用に回すお金)の10%以下に抑えましょう。
10%というのは、万一持っている仮想通貨が無価値になったとしても、株式などの資産運用で取り戻せるレベルです。
仮想通貨は値動きが激しいうえに、365日24時間取引されているので、運用資金の大半をつぎ込んでしまったりすると、ストレスが半端なくなってしまいます。
私は、2018年のNEM盗難事件で口座が凍結されてしまい、相場の急落で資産が1/10になってしまいました。それでも元々資産の1割で始めていたので、心の余裕があって、このブログのねたにしたりしていました。
リスクを避けるのは面倒?
もちろん、1つの取引所に多くの資産をガツンとつぎ込むことも可能ですが、これまでの自分の経験からすると、全くおすすめできません。
複数の取引所を使うのは少し手間ですが、口座を作るのもコインチェックとビットフライヤーならスマホだけでかんたんに行えるし、分かれた資産の把握も
資金を注ぎ込んで一攫千金も魅力ですが、仮想通貨は値動きが激しいので、サラリーマンだと仕事が手につかなくなってしまうかも。
というわけで取引所は2つ以上使うこと、最初のうちは余剰資産の10%までにしておくことがおすすめです。
リスクを抑えるポイント
ここまで紹介したとおり、仮想通貨取引のリスクを抑えるための基本ルールは
- 取引所は複数に分ける
- つぎ込む資金は余剰資産の10%まで
です。
まとめ
今回のまとめです。
仮想通貨取引を始めるためのステップは
- 取引所に口座を開設する
- 自分で決めた金額を口座に入金する
- 資産管理アプリのインストール
仮想通貨取引のリスクを抑えるための基本ルールは
- 取引所は複数に分ける
- つぎ込む資金は余剰資産の10%まで
仮想通貨の世界は動きが早く、取引を始めないことでチャンスを逃しているかもしれません。
気になっているならまず口座を作るだけでもチャンスを逃す機会は減るはず。
その意味でスマホだけで申込みが完了し、早ければ当日に審査が完了するコインチェックやビットフライヤーが便利です。
資産の管理には、無料なのに、銀行・証券会社・仮想通貨取引所などお金に関するほとんどのサービスと連携できるマネーフォワードを使うと便利です。
仮想通貨取引についてはこちらの記事も参考にしてみてください。