資産運用・節約

【2020年】iPhoneだけで確定申告してみた(前編:事前設定編)

サラリーマンの私は、ふだんは会社の年末調整だけですませていますが、今年は子供の歯の矯正(約50万円!)の医療費控除と、ちょっぴりの副収入があったため、確定申告することになりました。

ネットで申請するならICカードリーダ買わなきゃいけなかったよな〜と思って、調べたところ、2020年からスマホとマイナンバーカードだけで、確定申告ができるようになったそうな。

こりゃ楽そうだ、ということで、初めての確定申告をスマホでさっそくやってみました!

※他のサイトでは「スマホからだと、副収入があったり、ふるさと納税分の申告はできない」といった記述がありましたが、それは昔のことで、今はできます。

手順が長いので2回に分けてご紹介。この記事では下記手順の①(事前準備)をご紹介します。

【前編】e-Taxを使うための事前設定←本記事

【後編】スマホで確定申告内容の入力と送信

はじめに:会社員でも確定申告が必要なケース

まず確定申告が必要な条件を確認。普段は年末調整だけですむ会社員でも、以下の場合は確定申告する必要があります。

  • 給与所得が2,000万円を超えたとき
  • 医療費控除を受ける場合(10万円以上)
  • 副収入があったり仮想通貨で利益が出た場合(20万円以上)
  • 住宅ローン控除の初回控除を受ける場合、など

また、上記により確定申告する場合、ふるさと納税のワンストップ特例は受けられず、ふるさと納税分も確定申告する必要があります。

詳しくは国税庁の「所得税の確定申告」にて。

私も住宅ローン控除の1年目に、確定申告した記憶があります。平日に休みを取って記入相談会に行ったり、提出最終日に郵送で間に合うか心配で税務署に車を飛ばして提出してきた、という苦い思い出があるので、今回は早めに準備してたのです。

スマホで確定申告?

確定申告の「書類の作成」は国税庁HPでできますが問題はその「提出」。

郵送とネット送信(e-Tax)で提出できるんですが、これまでe-Taxのためにはマイナンバーカードに加え、ICカードリーダライタを買う必要がありました。

面倒で金かかる!それなら印刷して郵送したほうがいいじゃん、というわけで今回もそうしようかな、と思っていたんですが、2020年から変わっていました。

新マイナンバーカード方式なら、ICカードリーダの代わりにスマホが使えるようになっているんです!

今回はこの方法のご説明です。

スマホの確定申告で必要なもの

スマホで確定申告するために必要なものは2つだけです。

  1. マイナンバーカード対応スマホ
  2. マイナンバーカード

マイナンバー対応スマホ

まず自分の使っているスマホがマイナンバーカード読み取りに対応しているか確認します。

公的個人認証サービスHP:マイナンバーカード対応スマホ一覧

  • iPhone 7以降のiPhone
  • Pixel3以降のPixel
  • Galaxy、Xperia、Aquos、Arrowsなどの対応機種

結構な機種が使えるんですね。

マイナンバーカード

もう一つ必要なのがマイナンバーカード。これを作るには申請が必要です。申請から到着までは2〜4週間かかるそうなので、思いったらすぐ申請が吉。

申請はスマホからすると、証明写真を準備する必要もなく、5分くらいで終わるので、圧倒的にラクです。

その方法は「スマホで5分:マイナンバーカードの申請は超簡単」にまとめました。

【手続き前編】e-Taxの事前設定

スマホで確定申告する手順はかなり長かったので、前編「事前準備編」・後編「入力・提出編」に分けてお伝えします。

ここからは前編「事前準備編」の手順です。

手順はiPhoneとAndroid端末で少し違う模様。

iPhoneの場合

  1. マイナポータルを作成(初回ログイン)
  2. e-Taxの利用登録
  3. マイナポータルとひも付け

Androidは①がなくて簡単なようなので、ややこしいiPhoneでやってみました(←物好き)

Androidの手順は、国税庁:スマートフォンで初めてマイナンバーカード方式を利用する場合の画面の流れ 【Android】に掲載されています。

というわけで、ここからはiPhoneを使った流れを、画面付きでご紹介していきます。

手順①自分のマイナポータルの作成

まずはサイトにマイナンバーカードを使ってログインすることで、自分用の「マイナポータル」を開設します。

流れとしては以下となります。

  • ①-1.アプリをダウンロード
  • ①-2.アプリを使ってマイナンバーカードを読み取ってログイン→マイナポータルが作られる

①-1.アプリをダウンロード

国税庁の確定申告書等作成コーナーから、必要なアプリをダウンロードします。

まずiPhoneから国税庁の以下サイトにアクセスします。(ブラウザによって表示される画面が異なります。以下はiPhoneでアクセスした場合です)

確定申告書等作成コーナー

「作成開始」を押すと提出方法を選ぶ画面になるので

「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選んで「次へ」をタップ。すると、アプリダウンロードリンクが2つあるページに移動します。

①②からそれぞれのアプリをダウンロードします。

「マイナポータル」マイナンバーカードをiPhoneで読み取るためのアプリ、「e-Tax」アプリは、確定申告書をe-Tax送信するためのアプリ。ここではDLするだけで、起動する必要はありません。

手順①-1.アプリダウンロードはこれで完了。

①-2.マイナンバーカードでログインしてマイナポータル作成

アプリをダウンロードしたら、Safariの上記ページに戻ってきて、

③の「マイナポータル」ボタンをタップします。するとマイナポータルというページに移るので

「マイナンバーカードでログイン」ボタンをタップすると、先ほどインストールした「マイナポータル」アプリが起動します。

数字4桁の暗証番号を求められるので、マイナンバーカード受け取りのときに自分で決めた4桁の暗証番号を入力して、「次へ」を押します。

するとカード読み取り画面になるので、マイナンバーカードの上にiPhoneをかざします。

ここで注意!かざすときは上の写真のように、iPhoneの上部をマイナンバーカードの中心にかざすようにします。カードが上からはみ出す感じです。

そのようにおいて「読み取り開始」ボタンを押すと、マイナンバーの読み取りが始まり、下のようにe-Tax連携への「同意確認」画面が出てきたら、マイナポータルへのログインは完了です。

※なお、ここはスマホ対応が間に合わなかったのか、PC向け画面です。iPhoneを横向きにして見ていきます。

【参考】上記画面が表示されない場合

下のように「マイナンバーカードによるログインが成功しました」と表示され、利用者登録が始まる場合もあります。

その場合はメアドの登録を完了させると、マイナポータルのトップ画面が表示されるので、

「もっとつながる」から「e-Tax」を選ぶと同じように進めます。

手順①-2.マイナポータルの作成もこれで完了。

ここからは事前登録の次の手順「e-Taxの利用登録」に進みます。

手順② e-Taxの利用登録

ここからはe-Taxの利用登録となります。流れとしては以下となります。

  • ②-1. e-Tax登録画面までたどり着く
  • ②-2. e-Taxに必要な情報の登録とマイナポータルとのひも付け

②-1. e-Tax登録画面までたどり着く

マイナポータルへのログインが成功し、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」とのアカウント接続の同意画面が出てきたら

右下の「同意」ボタンから進むと、「アカウント登録用情報の送信」という画面になります。

どうやらまたマイナンバーカードから情報を呼び出すようです。

「マイナンバーカードから読取」ボタンを押すと、またアプリが起動・暗証番号入力のあとiPhoneをマイナンバーカードにかざすように案内されます。

読取りが完了すると、カードから読み取られた名前、生年月日、住所、性別が表示されます。

ここで「送信」ボタンを押すと国税庁のHPに移ります。

するとなんとまたマイナンバーカードの読み取りを求められます!送信したんとちゃうんかい!!

と言っていてもしょうがないのでまた読み取ります。

今回は最後にポップアップで「Safariを確認してください。ログイン認証に成功しました」という表示が出ます。

「閉じる」ボタンを押すとマイナポータルアプリのTop画面に戻ります。

そこで左上の「←Safari」を押して、Safariに戻ると国税庁のHPが表示されます。

これで「手順②-1. e-Tax登録画面までたどり着く」は完了です。次に情報登録に進みます。

②-2. e-Taxに必要な情報の登録とマイナポータルへのひも付け

今度は納税システムのメニューが並んでいます。

今回は初めてe-Taxを使うので「初めてe-Taxをご利用される方はこちら」を選びます。ここからはマイナンバーカードの情報では足りない情報を入力していく画面です。

マイナンバーカードから読み取った漢字の名前や住所などは埋まっているので、入っていない電話番号や職業などを入力していきます。

任意で連絡用メアドや自分の税務署整理番号なども入力可能。なお、納税先税務署の欄もありますが、これは自分の住所から自動で設定されています。

ここで重要そうなのが「納税用確認番号」という6桁の数字。自分で決めて暗証番号のように使うみたいです。

全て入力して「確認」ボタンで進むと、ポップアップで「提出先税務署の確認」が出ます。

問題なければ「OK」をタップ。するとさらに「すでに利用者識別番号を取得されている方へ」というポップアップが。

確認して「OK」で進むと、マイナンバーカードから読み取った+自分で入力した情報の確認画面になります。

自分で決めた6桁の納税用確認番号が重要らしいので、キャプチャを撮っておいたほうがいいようです。

確認して「送信」ボタンを押すと「利用者識別番号の通知希望確認」を聞かれます。

通知を受けて損はなさそうなので通知を希望するチェックを入れたまま「OK」を押して進みます。

これでどうやらやっと必要情報の登録が終わったようです。

最後はマイナポータルとのひも付けです。

「次へ」ですすむと「マイナポータルとe-Tax」のつながりの設定を行うという同意画面が出ます。

「同意」を押して進むと、「つながり完了」という画面が出ます。

これで、マイナポータルとe-Taxの紐付けが完了したようです。

これでスマホで確定するための事前準備が完了です。長かったですねー、おつかれさまでした。

ただ、ここからが確定申告の始まりです・・・

事前準備のまとめ

オンラインで確定申告を済ますにはもうリーダライタは不要。スマホだけでOKです。しかしiPhoneの場合、とにかくe-Taxを始めるための手順が長い!

  • マイナンバーカードを3回も読み取らされる(認証のため?情報を読み取るため?)
  • 全体の中でどれくらい進んでいて、何をしているかが分からない

ちょっと時間をとってじっくり取り組んだほうがよいです。

【後編】スマホで確定申告内容の入力と送信

に続きます。

ねなとう
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