ふるさと納税は敷居が高く思えますが、やってみると実は簡単。
私も2018年に初めて使いましたが、思ったよりずっとかんたんでした。
ただ次回までに忘れそうなので備忘も兼ねて、手順をまとめます。
ふるさと納税のステップは次の3つです。
- 自分の上限額を確認する
- サイトからふるさと納税を申し込む
- ワンストップ特例の申告、もしくは確定申告をする
最初は耳慣れない言葉に戸惑いますが、それぞれはかんたんな手続きです。
はじめに:ふるさと納税とは
ふるさと納税はカンタンに言うと「応援したい自治体を選んで、2,000円払うとその地域の商品(返礼品)がもらえる」というお得な制度です。
少し細かく言うと
- 支払うもの:寄附金
- 受け取るもの:(寄附金ー2,000円)の税金減額 + 寄附金に対する返礼品
⇒②−①の差し引きで「2,000円の支払いで返礼品をゲット」となるわけです。
ステップ① 自分の限度額を確認する
ふるさと納税には1年ごとに上限額があり、人によって異なります。
以下のサイトで自分の限度額を調べられます。
次の項目を入力するので「源泉徴収票」または「確定申告書の控え」を手元に準備するとスムーズです。
- 自分の給与
- 配偶者の有無・給与
- 扶養家族(子供・親等)の有無・年齢
- 社会保険料
- 小規模企業共済等掛金
- 生命保険料・地震保険料の控除額
- 療費控除の金額
- 住宅借入金等特別控除額
※目安であれば、「年収」と「家族構成」から簡易に調べることができます。その場合は下記総務省のHPに一覧表が出ています。
総務省:ふるさと納税の仕組み
なお、ふるさと納税のカウント時期は1月1日〜12月31日。
つまり年を超えると、また次の上限額まで利用することができます。
なお、上限額を超えても申し込めなくなるわけではなく、上限額を超えた分が控除されなくなるだけなのでご注意を。
ステップ② サイトからふるさと納税を申し込む
上限額を確認したら、その金額までふるさと納税を申し込みます。
具体的にはふるさと納税を扱っている各サイトで、上限額まで買い物をするイメージです。
なにをもらおうかな〜、と一番たのしいステップです。
ふるさと納税を扱っているサイトは数多くあります。私が利用したのは「ふるなび」「ふるさと本舗」です。
特徴 |
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ステップ③ ワンストップ特例の申請、もしくは確定申告する
ふるさと納税で寄付する自治体が5つ以内の場合は確定申告が不要。ワンストップ特例という超簡単な手続きの制度が使えます。
ワンストップ特例を利用するには
- ふるさと納税の支払い(サイトでの申込み)のときに「ワンストップ特例を利用する」にチェックを入れる
- 申し込んだ自治体から「ワンストップ特例申請書」が数日後に届く
- 「ワンストップ特例申請書」に必要事項を記入。身分証明証のコピーといっしょに自治体に返送する
以上で完了!かんたんです。
具体的には、サイトで申し込んだらしばらくして、こんな申請書(寄付金税額控除に関する申告特例申請書)が届くので、必要事項を記入して捺印。
あとは、同封されている返送用封筒に、身分証明証のコピーと一緒に入れて投函するだけです。
半月くらいすると「特例受付書」が届くので受け付けられたことが確認できます(ただし受付書を出さない自治体もあります)。
ワンストップ特例の注意点
ワンストップ特例には申込期限があります。期限は翌年1月上旬。
2019年(2018年支払い分)の場合、1月10日必着でした。
もし、自治体からの申請書が届かない場合は、サイトからフォーマットをダウンロードして記入して、自分で宛先を調べて送れば大丈夫です。
フォーマットは、ふるなびの「ふるさと納税の流れ」ページからダウンロードできます。
また、6か所以上への納税の場合や、医療費控除を受ける場合などは確定申告が必要です。ワンストップ特例申請書と一緒に同封されている「寄附金受納証明書」を使います。
まとめ
ふるさと納税のステップは次の3つです。
- 自分の上限額を確認する
- サイトからふるさと納税を申し込む
- ワンストップ特例の申告、もしくは確定申告をする
最初は耳慣れない言葉に戸惑いますが、それぞれはかんたんな手続きです。
ふるさと納税は、手間がかからないのに、大きな節約ができる手段です。美味しいモノを選ぶ楽しみもあるので、使わないのはもったいない。
私ももっと早く始めておけばよかった!