2017年12月8日、ビットコインは200万円を超えました。前日までは180万円まで上がった!と騒がれましたが
ビットコインの上がりっぷり、指数関数的ですね。
秋に50万円前で足踏みしてたように感じましたが、気が付いたら180万円…
さらに加速してるし pic.twitter.com/uVLzF4rNgB— 自腹で投資! (@digi_blo) 2017年12月7日
この日は一気に230万円まで上げました。1日でなんと+30%の上げ。
それ以降、これほど激しい値動きは見られないものの、仮想通貨のボラティリティの激しさを表す良い例です。
さてこんな仮想通貨は街なかで「通貨」として使われるようになるのか。
仮想通貨の「通貨」としての将来性
仮想通貨は現実世界でも使えるようになっています。ビットコイン決済にいち早く対応したのは、ビックカメラやHISなど。
しかし実際に現実社会での仮想通貨支払いは主流になりうるのか。
私は「否」だと思います。
仮想通貨が「通貨」になりえない理由
仮想通貨が値上がりすると期待するなら、買い物はフィアットコイン(円などの法定通貨をそう呼ぶことがあります)で支払い、仮想通貨はとっておくはず。
逆に仮想通貨が値下がりすると予想するなら、仮想通貨に手を出すこともない。
また今の日本の税制では、仮想通貨で買い物をすると、なんと確定申告で税金を払わないといけないことがあります。
払わなくていい場合でも、それを証明するために、買い物した時点の仮想通貨の時価を把握する必要があります。
仮想通貨にかかる税金をいちばん簡単に解説。確定申告が不要なこともありえます
これらのことから、仮想通貨は当面、現実の買い物で使われる「通貨」とはなりません。
最後に
人気が高くなればなるほど、ボラティリティが上がり、世の中で使われなくなるというジレンマ。
さらに日本では税制上の使い勝手の悪さも加わり、仮想通貨は「通貨」として活躍することは当面ないと見ます。
では仮想通貨には使いみちがなく、本質的な価値はないのか。
いえ、そんなことはなく、価値があるコインも存在します。たとえば・・・