Amazonプライムに入会すると、通常1回500〜600円かかるお急ぎ便が何回でも無料で使えたり、Amazonプライムビデオが見放題、などの特典が受けられます。
とにかく便利で、アマゾンをメインの通販サイトとしているなら、一度使うとやめられなくなるはず。
そんなAmazonプライムが2019年4月13日、事前予告なしに突然値上げしました。
- 年3,980円→年4,900円
- 月400円→月500円
これにより不思議なことが起きてしまいました。
Amazonプライムに入会するよりも、Amazon Mastercardゴールドを作って特典としてプライムを使った方が安くなります。
ゴールド会員は、プライム使い放題の上に、Amazonの買い物でポイントが2.5%付いたり、全国主要空港のラウンジが使えるのに、プライム単体より安く上がるんです。
というわけでAmazonプライムへの入会を考えているなら、絶対にAmazon Mastercardゴールドへ加入したほうがよい、という状態になりました。
なお、すでにプライム会員で年会費を払った方も、ゴールドカードを作った月以降の分の年会費は戻ってくるので、その点は気にせずカードを作れます。
今回は「なぜトクなのか」と「大事な注意点」をご紹介します。
- Amazonプライム単体は年4,900円。ゴールドカードは通常年会費10,800円だが設定により年4,320円にできるので、プライム単体より年580円おトク
- ゴールドカードを作ると、プライムサービスが使い放題な上に、アマゾンポイントがアマゾンの買い物だと2.5%、アマゾン以外でも1%付く。全国空港ラウンジも利用可能
- 注意点は「初年度は割引が効かないこと」「割引にはリボ設定・WEB明細設定が必要なこと」。ただしリボ設定しても、1回の設定変更でその後全て実質1回払いにできる
アマゾンプライムに入るならAmazon Mastercard ゴールドを作るべき
アマゾンプライムは、年4,900円もしくは月500円払うと、通常1回500〜600円かかるお急ぎ便が何回でも無料で使えたり、Amazonプライムビデオが見放題、などの特典が受蹴られるサービスです。
また、Amazonのゴールドクレジットカードが「Amazon Mastercard ゴールド(以下、ゴールドカード)」。
年会費10,800円で、プライムサービス使い放題、ポイント2.5%還元(Amazonでの買い物。Amazon以外だと1%)、全国の主要空港ラウンジ使い放題が付いてきます。
単純に比べると、プライム単体は年4,900円、ゴールドカードは年10,800円。ただここにゴールドカードの割引特典が加わると年4,320円となり、プライム単体より安くなるのです。
ゴールドカードの年会費を安くするには
ゴールドカードの割引を受けるには、次の2つの設定が必要です。もちろんどちらも設定しない、もしくはどちらか片方しか設定しないことも可能ですが、その場合はプライム単体の年会費より高くなります。
- 「マイ・ペイすリボ」でおトク:「マイ・ペイすリボ」を設定して、年に1回以上カードを利用したら、2年目以降から年会費が半額の「5,400円」に
- 「WEB明細書サービス」でおトク:「カードご利用代金WEB明細書サービス」の利用で2年目以降年会費が「1,080円」割引に
⇒合わせて6,480円の割引。
リボ登録してWeb明細にしたら、ゴールドカード年会費は4,320円です。
プライム単体の年会費4,900円と比べると、年580円安くなります。
さらに、アマゾンの買物をゴールドカードで支払うと、ポイントが通常の1%より2.5倍、つまり+1.5%たまります。
アマゾンで月6千円、年7万円買い物したら、+1,000ポイントくらい得することになります。
それに加えて、ふつうのゴールドカードについてくる特典、空港ラウンジ利用や海外・国内旅行保険も付いてきます。
特典の詳細はカードの紹介ページを参照ください。
なお、すでにプライム会員で年会費を支払い済みの場合、カードを作った以降の月数分のプライムの年会費は返金されるので、時期を気にせずゴールドに申し込めますね。
【参考】ゴールドカードには期間限定特典も
プライムデーではAmazon Mastercard(GOLD含む)で支払うと、他の支払い手段より+2%多くポイントがたまりました。
このようにAmazonのゴールドカードを持っておくと、Amazonの利用でちょくちょくお得になることがあります。
ゴールドカードの年会費割引を受けるときの注意点
ただし、ゴールドカード年会費の割引を受けるには注意も必要です。
初年度は割引が効かない
リボ設定、Web明細による年会費の割引は、1年目の年会費は対象外で、2年目以降の年会が対象です。
なお、Amazon mastercardはときどき入会キャンペーンを実施していて、実質初年度年会費を抑えることができます。キャンペーンを実施しているかは下記のページから確認できますので、ちょくちょく覗いてみてはどうでしょうか。
Web明細は年6回以上請求がないと割引が効かない
Web明細による割引には条件があり、年6回以上請求があることが条件です。よって金額は小さくてもいいのでこつこつアマゾンで買い物しましょう。
Amazonの「通常使う支払い手段」にこのゴールドカードを設定しておくのが安全です。
リボ払いには金利がかかるので気になるならリボ設定額を上げる
Amazon Mastercardゴールドでは、「マイ・ペイすリボ」を設定すると年会費が半額になります。
「マイ・ペイすリボ」を設定すると、その月の支払い額が設定金額を超えると、超えた分が自動的にリボ払いになり、毎月の支払額を一定にできるというメリットがあります。
しかし、リボ払いになった分は金利が発生してしまいます。これを防ぐには、マイ・ペイすリボの設定金額をカードの利用上限額まで上げます。
つまり、翌月に繰り越さないようにする上限額を、カードの利用上限まで上げることによって、「マイ・ペイすリボ」を設定していても、実質全て一回払いにすることができます。
まとめ
Amazonプライムは、お急ぎ便無料やプライムビデオが見られたり、とかなりお得なサービス。
Amazon Mastercard ゴールドを作るとそのプライムサービスがついてくる他に、ポイントもより多くたまり、ゴールドカードの空港ラウンジや保険の特典も付いてきます。
そんなゴールドカードは、年会費割引を活かすと、プライムサービス単体で入会するより安く持つことができます。
ただし以下をお忘れなく!
- 年6か月以上支払いがあるようにちょくちょく買い物する
- リボ払いが気になるならリボ設定額を上げる
以上お役に立てば幸いです!