QUOREA (クオレア)は「投資のアルゴリズム(以下、投資ロボット)
クオレアの基本情報(サービス内容・評判・運営会社・安全性・かかる費用・儲かるか・どんな手続きが必要か)についてはこちらの記事をどうぞ。
【完全版】上級者のノウハウで仮想通貨を自動取引。QUOREA(クオレア)の特徴と評判!
面倒くさがりのわたしは、上級者が作った投資ロボットに運用を任せました。
名前は「BTCCCCC3」、通称BTC3くん。
ビットコイン専門のロボットで、成績はなんと年+200%(過去にさかのぼったシミュレーション)です。
そんなロボットはどんな取引をするのか。
実際の運用結果をレポートします。
この日以外の運用結果はこちらにまとめています。
【随時更新】運用実績まとめ:投資ロボットのクオレアは相場を読み切れるか!?
2018年7月27日(1日目):いきなり試練
1日目。
私のロボットBTC3くんは、いきなり試練に会いました。
出だしは好調、朝6時の下落を察知。
一瞬下げ止まったところ(90.3万円)で買いを入れました。
すごい!
しかし!
下げはここで止まらず▲5%(87万円)もの暴落に。
米国SECがビットコインの上場投資信託ETFの認可申請を拒否したことが理由でした。
その後、価格は横ばいが続いたので、ロボットはどう出るか見ていました。
売りなら損切りとなり、ステイなら塩漬けリスクがあります。
実際にロボットが出した結論は!
なんと「買った値段を上回る(91.3万円)指値での売り」!!
これは、強気というのか弱気というのか分かりませんが、自分は思いつかなかった手です。
結果がどうなるのか、楽しみに待ちます。
7月28日:実力発揮!
一発大逆転!
ビットコインが急上昇し、超高値の指値売り注文にまで達して売却成功!
利益が出ました。
時系列は上の通り。
昨日は
①成行で買い
②暴落した後に超高値で売り注文
だったので、破れかぶれになっちゃったのか?と心配してたのですが・・・
今日、ビットコインが急騰し、
③超高値だと思っていた指値に届き、売却!
急上昇まで予測して売り注文を出していたのであれば、このロボット、恐るべし・・・
ちなみに私なら、②の時点でまず損切りはできません、くやしくて。
指値売り注文を出すことも思いつきませんでした。
ただホールドしていたと思います。
そして、値上がりした今はさらに上がることに期待して持ち続けていると思います。
今回のロボットの取引は+1%の利益ですが、こうやって利益を重ねていく方法もあるのか!と気付かされました。
毎日1%でも増やしていけば、複利を考えなくても年間300%超えですものね。
このロボットが、相場の急上昇を事前に読み切ったのかは分かりません。
ただ指値売りを入れておいて値上がりしてもスパッと売ってしまう、というのはロボットならではだな〜と感心しました。
7月29日:ロボット動かず!
ここ2日間ビットコイン相場は平穏でした。
上のチャートの右側の部分です。
初日の急落、2日目の急上昇と対照的に、横ばいです。
そんな中、ロボットBTC3は買いも売りも注文しませんでした。
(そもそも売りからは入れないと思いますが)
8月2日:下げ止まりと上げ止まりを読み切って成功!
ここ3日間ビットコインは下げ続けてきました。
しかしロボットBTC3は買おうとせず静観。
このまま下げ続けるかと思った8月2日朝、突然成行で購入。
すると相場が反転して上昇。
そのまま上がるかと思いきや半日でまた下落。
するとすぐに成行で売却。
上のチャートが買ったタイミングと売ったタイミングです。
全体として下げ基調の中、小さな反発でみごとに稼ぎをあげました。
リターンは+2%!
どうやって下げ止まりと、上げ止まりを予測しているんだろう。
お見事でした。
8月3日:3回目の取引でピンチに!
ピンチです。
3回目の購入直後に、大きく下がってしまいました。
84.2万円で買い、81万円まで一気に約▲4%の下落です。
このロボットは下げ相場にも果敢に突入しますが、下げ止まりを見極めるのは苦手な模様。
というと、投資ロボットとしては致命的な気がしますが、それでも勝ってしまうのが不思議なところ。
そして半日ほど上がらないと見ると、高値で指値の売り注文を出しました。
買値より高く、その時の相場より5%も高い85万円です。
1回目も同じような状態になりましたが、相場が急騰して見事に利益を出しました。
ただ今回は、半日経っても相場が回復する気配は見えません。
するとクオレアのロボットBTC3くんは、ナンピン買いを入れました。
※ナンピン(難平)買い:買った後に価格が下落した場合、下値で買い増しして平均取得価格を下げる手法。
ただ今、84.2万で買ったBTCと82.2万で買ったBTCがあり、前者の量だけ85万で売り注文を入れている。
相場は83万前後でウロウロという、シロウトには一番読めない状況です。
そして資産の時価は1週間で増えた+2%が消えて、元本くらいに戻ってます。
8月4〜5日:初の損切り。しかし攻めの姿勢くずさず
シンプルにするために、結果として影響のなかった昨日の「指値売り注文、ナンピン買い」を無視すると、昨日から今日にかけて起きたことは以下の通りです。
昨日8月4日
①84.2万で買い
今日8月5日
②相場の急落を受けて、77.7万円で売り⇒損切り
③さらに下がったことを受けて77.2万円で買い
④少し値上がりしたところで78.4万円で売り⇒利益確定
チャートで見るとこんな感じです。
これを見ると損切りは苦手で、小さな利益をつかまえるのは得意なように見えます。
これでこれまでの取引4回のうち3回は成功、1回が失敗。
成功率は75%と高いものの、1回の失敗の幅が大きく、トータルリターンはマイナス▲5%となってしまいました。
ここで思い出したのは最近できた設定項目で以下があったこと。
- 取引量:1取引あたり総資金の何%を投入するか
- 損切り:買付価格より何%下がったら強制決済するか(5〜15%程度が良いとされているとのこと)
1)の取引量については、私の場合クオレアのオススメは「45%」だったのですがハイリターンを求めて「100%」に変更しています。
2)の損切りについては設定していませんでしたが、今回はロボットが7.7%で損切りしていました。
取引量については、今までの取引が全て成功だったので変更したのですが、今回の損失で反省。
クオレアのお勧めの45%に戻しました。
損切りは、ロボットにお任せでも適正値の5〜15%の間の7.7%だったので、このままでよさそう。
ただ、万一ロボットが動かなかった場合に備えて、15%に設定しておきました。
どちらもログイン後Topページの「取引量/損切設定」から設定できます。
果敢に攻めて2連勝!
前回の損失発生後、1回あたりの取引量を見直し、総資産の半分に変更しました。
(6)ついに初の損切り!
そのおかげで、今回は1回買いに入った後、下がったところで、2回目の買いに入りました。
いままでだと1回目に総額突っ込んでたところです。
そしてその後の小さな相場上昇で、細かく利益を確定させました。
これで通算6戦5勝の勝率83%。
ただ、トータルリターンはまだマイナスで▲3%です。
8月8〜10日:急落相場に自ら突入!1勝1敗!!
2018年8月8〜10日にかけ、ビットコイン相場は急落。
そんな中、クオレアのロボットBTC3は果敢に買いに入ります。
大きく下げたところで2回買いに入りました(下記の①②)。
そして上げたところで2回売りますが、1回は利益確保、もう1回は損切りとなりました。(下記の③④)
これで通算成績は8戦6勝、勝率75%。
トータルリターンは▲5%とマイナスが拡大してしまいました。
細かく稼ぐのは得意ですが、損切りが苦手なBTC3ロボット。
さらになぜか、売り終わった直後に買いに入りました(⑤)。
そこから今にかけて下げているのでイヤな感じ。
下げ相場が続くと、このままずるずると、マイナスリターンが拡大しそうな流れです。
強制損切りラインを見直すことで改善するのか。
マイナスが拡大したら試してみます。
8月10〜12日:急落相場にさらに自ら突入!
2018年8月10〜12日にかけ、ビットコイン相場は急落・急騰を繰り返します。
クオレアのロボットBTC3は躊躇せずに買いに入ります。
なぜか上げたところで買いに入り(①)、急落したところでもう一回買い(②)。
急騰したところで売って(③)、そのあと少し下がったらすかさず買いを入れました(④)。
結果から見ると、②のナンピン買いで平均購入価格を下げ、③の売りで損を出さずに売り抜けた形になります。
ただ急落時に売らない傾向は変わりません。
というより、②のように下がると買い増します。
今回の4回の売買は、クオレア上では、②の買い+③の売りと捉えられています。
よって+1勝となります。
(①④の2回の買いはまだ結果が出ていない)
これで通算成績は9戦7勝、勝率78%。
トータルリターンは▲5%とマイナスのまま横ばい。
7月末にクオレアで投資を始めて以来、ビットコインは急激に下げています。
ロボットBTC3は2017年のような、上げ続ける相場では、いい成績をあげたロボットですが、この下げ相場で稼げるのか。
今のところ、運用結果は▲5%なので、相場の下落(▲17%)よりはマシなものの損を出しています。
このロボットを使いつつ損切ラインを見直すべきなのか、相場の回復を待つべきなのか、自分でロボットを作るべきなのか・・・
8月10〜14日:目まぐるしく売買して細かく稼ぐ!
2018年8月10〜14日にかけ、BTC3は買いと売りを繰り返しました。
なぜか上げたところで買いに入り(買い①)、急落したところでもう一回買い(買い②)。
急騰したところで売って(売り②)、そのあと少し下がったらすかさず買い(買い③)。
さらに下げたところで買い④、少し上げたところで①の売り(損切り)。
さらに上げたところで③と④を売り、この時点でいったん手じまい。
あらためて下げ止まったかと思われる⑤で買いを入れますが、その後急落・・・
結果を見ると
- 73.3万買い→71.1万売り : マイナス
- 68.7万買い→71.7万売り : プラス
- 71.1万買い→72.0万売り : プラス
- 70.7万買い→71.6万売り : プラス
- 70.1万買い(ホールド中)
①で大きくマイナスを出しましたが、②③④で細かく利益を出しカバーしました。
これで通算成績は12戦9勝、勝率75%。
トータルリターンは▲5%とマイナスのまま横ばい。
ビットコイン相場は下げ基調が続いています。
クオレアを利用し始めた7月下旬は、1BTC=90万円だったものの、半月後の現在は▲25%減の67万円。
そんな中▲5%で耐えているロボットBTC3は優秀とよんでいいのか、利益を出さない以上役立たずと言った方がいいのか。
少なくとも自分が運用するより、確実に損失は少ないはずですが・・・
8月14〜15日:上げ相場を見事にキャッチして利益確定!
2018年8月14日〜15日は半月ぶりにビットコイン相場が上昇しました。
急落の直前で購入してしまいましたが(買い①)、上がり始めたところで買い増し(買い②)。
急騰したところでまず②を売って利益確定、そのあとさらに上がったところで①も売って利益確定。
結果を見ると
- 70.1万買い→70.8万売り : プラス
- 67.6万買い→69.8万売り : プラス
2回の取引とも、上げ相場をとらえてプラスで完了。
これで通算成績は14戦11勝、勝率78%と高い数字を維持。
トータルリターンは▲2%と、昨日の▲5%から改善。
久々の上げ相場を見事にとらえて利益を確保しました。
ようやくリターンプラスが見えてきました。
この間に相場は、7月末の1BTC=90万円 → 71万円と▲20%の下げ。
細かい取引で相場より小さな下げで抑えています。
8月16日:細かく上げをカバー
2018年8月16日のビットコインは下げ、のち上げ。
ロボットBTC3くんは、いったん下がったところで買い①を入れました。
その後の下落はじっと耐え、また上がったところで売り①。
結果を見ると
- 70.3万買い→71.1万売り : +479円(+0.5%)
これで通算成績は15戦12勝、勝率80%と高い数字を維持。
トータルリターンはついに▲1%と、一時の▲5%から大きく戻し、スタートラインへの復帰が見えてきました。
8月19日:もう一回細かく上げをカバー
2018年8月19日のビットコインは一進一退。
ロボットBTC3くんは、朝一番で買い①を入れました。
直後の上昇はなぜかスルー。
夜になってもう一度上げたところで売りを入れて、利益を確定させました。
結果を見ると
- 70.6万買い→71.3万売り:+478円(+0.5%)
※元手は10万円です
これで通算成績は16戦13勝、勝率81%と高い数字を維持。
トータルリターンは▲1%で横ばいです。
8月23日:さらに細かい上げをキャッチ
2018年8月23日のビットコインは急落から始まりました。
4日ぶりに発動したロボットBTC3くんは、朝一番で買い①を入れました。
しかし今まで何回か、買ったあとも相場が下がり続けて損を出しています。
気にしていたら、今回はじわじわと上げていきました。
上げ止まったかな、という19時に売却。
結果を見ると
- 70.1万買い→71.1万売り:+582円(+0.5%)
※元手は10万円です
これで通算成績は17戦14勝、勝率82%と高い数字を維持。
トータルリターンは▲0.4%ともう少しでプラスが見えてきました。
なお、相場はここ1か月で▲25%という暴落ぶり。
そんな中、ほぼプラスマイナス・ゼロを維持しているロボットは素晴らしいというべきか、何もしなくても同じだったのでなんて無駄をしていると思うべきか。
今後、上げ相場がきたときちゃんと捉えて利益を出せば、この下げ相場での耐えはすばらしい!となります。
期待して待ちます。
8月26〜28日:ついに再びプラスに!
2018年8月26~28日の動きです。
買ったあとに下げがきて、さらに買い増し。
そこから上がったところで初回分は損切り、買い増し分は利益を確保しました。
具体的には、3日ぶりに発動したロボットBTC3くんは、8月26日朝一番で買い①を入れます。
午後に大きく下げてしまい売れずじまい。
翌朝一番にまた買い②を入れます。
その後じわじわ上げたところで、2回に分けて売り抜けました。
結果を見ると
- 74.6万買い→74.5万売り:▲32円(▲0.0%)
- 74.2万買い→75.1万売り:+494円(+0.5%)
※元手は10万円です
これで通算成績は19戦15勝、勝率79%と高い数字を維持。
なにより、これによりトータルリターンが+0.0%とプラスに戻りました!
(100,000円→100,072円に)
まとめ
ほとんど情報がなかったクオレアのビットコイン自動売買について、利益が出るのか自分で確認しようと、運用を始めてちょうど1か月がたちました。
BTCCCCC3というロボットの成績は1か月で±0%。
10万円を元手に72円だけ増えました。
一時期マイナス▲5%も資産が減り、どうなるかと思いましたが、小さな利益を積み重ねて、戻しました。
通算成績は19戦15勝。
4回の負けを15回の勝ちで、どうにか取り戻した形です。
では、クオレアのこのロボットは、儲からないと考えたほうがいいのか。
実は相場を見ると、この期間で▲14%も下落しています。
そのような中、プラスマイナス・ゼロで乗り切ったロボットの判断はすばらしいと考えます。
損をだしても、上がる期待など持たず、傷が大きくなる前にスパッと切る。
値上がりしても、欲を出さずに、少しの利益でサッと売る。
そんなロボットの動きを観察することができました。
今回のロボットは、クオレアでは「日足」という分類で、取引するのは毎日1回までです。
もっと細かく取引する「分足」もあるので、今度はそちらも試していきます。
QUOREA(クオレア)は、無料の登録をすれば、ロボットの売買アドバイスを見ることができるので、とりあえず登録してみるのもアリ。
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