2018年10月MacBook Airの2018年モデルが発表されました。
これによりMacBookのラインアップは、以下4つになってしまいました。価格帯も同じくらいに。
- MacBook Air 2017モデル(非Retinaディスプレイ)
- MacBook Air 2018モデル(Retinaディスプレイ)
- MacBook Pro
- MacBook ※無印と呼ばれることもあります
似たのが多すぎて、どれを選んだらいいか、わからなーーーい!
ってなりません?私はそうなりました。
そこで今回4つのモデルを比較検討してみました。そこで分かったのは・・・
超ざっくり言うと、それぞれのモデルがおすすめな方はこんな感じ。
- 値段を重視⇒MacBook Air 2017モデル。画面のきれいさ、軽さ、マシンパワーは我慢!
- 携帯性を重視⇒MacBook。画面の大きさ、拡張性は我慢!
- マシンパワーを重視⇒MacBook Pro。値段、軽さは少し我慢!
- 上記のバランスを重視⇒MacBook Air 2018モデル。すべてにそつ無し!
それぞれのモデルの特徴
それぞれのモデルの特徴です。なお、具体的な比較は次の章で。
MacBook Air 2017(Mid2017)モデル
Macを一躍有名にしたのが、2008年発表の初代MacBook Air。
その進化版が2017年(Mid2017)モデルですが、2015年モデルのマイナーバージョンアップ版なので、登場から実質3年以上経っています。
2018年10月末のMacBook Air新モデル発表前には、ラインナップから消えると思われていました。
GIZMODE:「さらば、MacBook Air…」そう告げる瞬間が確実に迫っている
つまりひとことで言うと「古い設計」のモデルです。
しかしそれが逆に他のモデルに対する強みにもなり、「安くて」「レガシーなポート(USB3.0等)に対応している」モデルになっています。
MacBook Air 2018(Late2018)モデル
2018年10月30日に発表されたモデル。
今回の4モデルの中で、最後に発表されたので、いいとこ取りしています。
液晶はきれいで、軽くて、セキュリティも高い。唯一の欠点は、値段もけっこう上がったところです。
これまでAirはエントリーモデルでしたが、2018モデルでその位置付けも変わりました。
MacBook Pro
もともとMacBookの中で、ハイエンドモデルとして始まった「MacBook Pro」。
しかし、MacBook AirやMacBookのスペックアップ・価格上昇に伴い、並べて比較されるようになってしまいました。
特徴は、最高の機能を載せつつも、小型軽量化を追求しているところ。
結果、値段は少しお高めです。
MacBook
名前がシンプルなMacBook。「無印」とも呼ばれます。
スペックもシンプル。ストイックと言ったほうがいいかもしれません。
MacBookの中で、最も薄くて軽いモデルを実現しています。
特徴は、画面サイズや外部接続ポートを割り切ることで実現した、圧倒的な薄さと軽さです。
4つのモデルの比較
具体的なスペックを比較します。
比較しやすくするため、価格はSSDを512GBとして、その他(プロセッサ・メモリ等)は一番安いものを選んだ場合です。
MacBook Air 2017モデル | MacBook Air 2018モデル | MacBook Pro | MacBook | |
液晶サイズ | 13.3インチ | 13.3インチ | 13.3インチ | 12インチ |
解像度 | 非Retina | Retina | Retina | Retina |
重さ | 1.35kg | 1.25kg | 1.37kg | 0.92kg |
サイズ ①厚さ ②幅 ③奥行き | ①0.3~1.7 cm ②32.5 cm ③22.7 cm | ①0.41~1.56 cm ②30.41 cm ③21.24 cm | ①1.49 cm ②30.41 cm ③21.24 cm | ①0.35〜1.31 cm ②28.05 cm ③19.65 cm |
ポート | USB3.0×2個 USB-C×1個 MagSafe2電源ポート SDXCスロット | USB-C×2個 | USB-C×2個 | USB-C×1個 |
プロセッサ | 1.8GHz (Max2.9GHz) | 1.6GHz (Max3.6GHz) | 2.3/2.5GHz (Max3.6GHz) | 1.2/1.3/1.4GHz (Max3.0GHz) |
その他 | – | Touch ID対応 | Touch ID対応 | – |
価格※ | ¥142,800 | ¥178,800 | ¥186,800 | ¥175,800 |
※価格は2018年10月末時点、Appleオンラインストアの価格。SDDはすべて512GBで統一。その他は一番安くなるスペック。
※変更になる可能性があるので、最新のスペックと価格はApple公式サイトやAppleストアでご確認お願いします。
重視するポイント別おすすめモデル
なにを一番重視するか、によって選ぶべきモデルは変わります。
値段を重視する場合
出費をおさえるなら「MacBook Air 2017モデル」がおすすめです。
SDD 512GBで14.3万円から。他モデルに比べて3〜4万円も安くてすみます。
隠れた特徴として、拡張性が高く、電源コネクタとUSB-Cポートの他に、周辺機器が多いUSB3.0ポート2つと、SDカードスロットが付いてきます。
諦めないといけないのは「Retinaディスプレイ」。このモデルは非Retinaです。
Retinaと非Retinaを横に並べて見ると、その差はものすごく、とても非Retinaを使う気にはなれません。
ただ、いまRetinaディスプレイを使っていなければラッキーです。Air2017モデルを使ってもそれほどストレスはたまらないはず。
逆に、いまRetinaを使っているなら、Air2017モデルで非Retinaに戻るのはストレスMaxになってしまうと思います。おススメできません。
⇒値段を最重視し、かつ、いまRetinaディスプレイを使っていないなら、「MacBook Air 2017モデル」がおすすめ
ただ、新モデル発売のタイミングで値下げしてほしかった・・・
携帯性を重視する場合
携帯性を最重視するなら軽さとコンパクトさが断トツの「MacBook」(無印)がおすすめ
MacBookシリーズで唯一1kgを切るMacBook。サイズもコンパクトで圧倒的な軽さとコンパクトさです。
ただ、使い勝手に直結する「画面サイズ」を我慢しないといけません。他は13.3インチのところ、このモデルのみ12インチです。
また、外部ポートは充電コネクタを兼ねたUSB-Cが1個のみというストイックさ。
充電してると、外部機器に接続することができません。
携帯性のためにすべてを割り切った機種です。
⇒携帯性を最重視するなら、「MacBook」(無印)がおすすめ
スペック(できること)を重視する場合
家で使うことがメインで、MacBook単体でできることを最重視するなら、プロセッサのスペックが高くマシンパワーが強い「MacBook Pro」がおすすめです。
ただし、値段と携帯性は少し我慢する必要があります。
バランスを重視する場合
画面の大きさ・きれいさ、携帯性、拡張性、マシンパワー、値段のバランスを重視するなら「MacBook Air 2018モデル」がおすすめ。
これまでのMacBookシリーズ(Macbook Air 2017、Macbook、Macbook Pro)の、ちょっと気なるところをすべてカバーしているのが、Macbook Air 2018年モデルです。
ほ、ほしい!
まとめ
超ざっくり言うと、それぞれのモデルがおすすめな方はこんな感じ。
- 値段を重視⇒MacBook Air 2017モデル。画面のきれいさ、軽さ、マシンパワーは我慢!
- 携帯性を重視⇒MacBook。画面の大きさ、拡張性は我慢!
- マシンパワーを重視⇒MacBook Pro。値段、軽さは少し我慢!
- 上記のバランスを重視⇒MacBook Air 2018モデル。すべてにそつ無し!
MacBook Air 2018年モデル、ほしい!
けど予算の関係で2017年モデルにするかも。いや、もうちょっと待つか・・・悩む・・・
お役に立てば幸いです!