仮想通貨SHMN(StrongHands MasterNode、ストロングハンズマスターノード)は兄弟コインSHNG(StrongHands、ストロングハンズ)の開発陣が開発したコインです。
どちらも「筋肉」をモチーフにしたロゴのため「筋肉コイン」と呼ばれることがあります。
コインを増やす仕組みとして「PoS」に加えて「マスターノード」という方式を採用している点が特徴です。
1.概要・特徴
SHMN(StrongHands Masternode)は、SHND(StrongHands)というコインの開発陣が2018年7月に立ち上げたコインです。
ロゴはどちらも筋肉がモチーフ。筋肉コインと呼ばれるゆえんです。
白地に赤丸がSHMN、黒背景に黄色の筋肉がSHNDです。
SHMNのコンセプトは・・・明らかにされていません。
こんな動画が公開されていますが、見てもよく分かりません・・・
StrongHands Masternode from StrongHands on Vimeo.
他のコインなどの特徴を活かして作った通貨とのこと。
- ビットコインのプロコトル
- Dashコイン(DASH)の早い送金速度
- Zcashコイン(ZEC)の匿名性
- StrongHandsのコミュニティ
- 仮想通貨を使った新たな支払い
- マスターノード方式によるPoS
「KAIZENプロトコル」と呼ぶそうです・・・
開発・運営は、アメリカがメインの模様。
メンバーの一人「bitcoinbaby」さんは日本好きのようで、discordの日本コミュニティにちょくちょく顔を出します。
2.将来性・ロードマップ
公式サイトでは以下のロードマップを公開しています。
■2019年:
・独自Webサイトの公開
・マイニングノードのプラットフォームの提供
・StrongPay(ウォレットサービス)の立ち上げ
・ニューヨークでマイニングノード会議を開催
・一流の取引所への上場
・決済システムとの連携
3.マイニング、鋳造等の自分で増やす方式
コインを増やす方式としてPoS(Proof of Stake)に加えて、マスターノード(MasterNode、MN)を採用しています。
PoS方式はウォレットアプリにコインを保存して、ネットワークにつなぎっぱなしにするだけで増やすことができるという点が特徴です。ビットコインのマイニングのようなマシンパワーは不要のため、利益の集中が起こりにくいという特徴があります。
なお、ビットコインのようなPoW(Proof of Work)という方式でコインを増やすことは「マイニング」と呼びますが、PoS方式の場合は「鋳造」もしくは「ウォレットPoS(もしくは単にPoS)」と呼ばれます。
SHMMではこれに加え、「マスターノード」に参加することで報酬がもらえます。一定期間、決まった数のコイン(1,000枚)をロックすると報酬がもらえる、という仕組み。
サーバーの準備(手軽に始めるならレンタルサーバーの契約)とそこへの預け入れが必要なのでハードル高めです。
4.上場取引所
以下の取引所で購入・売却することができます。
CoinExchange.io
TRADE SATOSHI
LionBit
catex
5.価格
2019年1月:1SHMN=60円程度 ⇒マスターノードを建てるには1,000枚=約6万円必要です
6.情報源
公式サイト: https://www.stronghands.info/masternodes/
Twitterアカウント: https://twitter.com/SHND_JAPAN
discordコミュニティ: https://discord.gg/P6fZsv7
7.事件・ニュースなど
8.まとめ
SHMNは、筋肉がトレードマークのコイン。
マスターノードという仕組みで増やすことができるのが一番の特徴ですが、まだ何を目指すのかがイマイチわからない謎なコインです。
ただ個人的には、ネタのようなロゴや、中身があるようで無い&期限が守られないロードマップが憎めず、常に気になっているコインです!