※2018年12月24日追記:XPCのエアドロップが始まりました。受け取り方は以下の通り。
2018年5月暗号通貨XPと袂を分かち、誕生を宣言したXPChain(eXPericenceチェーン、以下XPC)。
ひとことで言うと、海外主導で開発されたXPは、日本で人気が出てコミュニティが日本主導となった後も、どうしても日本コミュニティの意見が反映されなかった。
さらにXPの古い仕様の制約もあり、それを残念に思う人たちが集まって新しい通貨XPCを立ち上げようとしている、という状態です。
当初は9月までにXPC提供開始を予定していましたが、「10月中」に延期されました。
- XPCのリリースは2018年10月に延期
- 10月中にウォレットリリース、XP保有者へのエアドロップ、一般エアドロップを経て、上場へ
当初の予定
2018年7月に発表されたホワイトペーパーの中に、XPCのロードマップがありました。
XPCのウォレットリリース、取引所上場およびエアドロップも2018年3Q(7~9月)の予定でした。
■2018年3Q:
XPC-Project の開発および、各機能をテストする。機能テストは基本的にオープンに行われ、 実際に利用者が体験可能な形で行う。
・ホワイトペーパー・ロードマップ公開
・XPC mainnet 稼動開始
・XPC Core Wallet リリース
・CCWallet の XPC 対応
・CCWallet を利用した決済機能テスト
・最初の取引所上場
■2018年4Q〜2019年1Q:
プロジェクトのコア機能を随時リリース。中小企業を初めとしたマーケティング活動を行う。 XPC の利用可能な範囲を拡大し、認知を広める。
・Web ウォレットリリース
・GeoLink リリース
・XPCheck リリース
・Twitch Bot リリース
・eSports へのスポンサード活動
■2019年:
XPC の利用範囲の拡大と利用実績を作り、多様な国で法定通貨と交換できる環境を目指す。
・アメリカ・ニューメキシコ州に XPC 財団設立
・XPC と法定通貨との交換環境を実現する
■2020 年以降:
「暗号通貨を使って、出会うことのなかった楽しさに出会う」をコンセプトとして旅券発行から宿泊・飲食提供まで全て XPC 利用だけで完結できる、世界交流イベントを開催する。
■随時:
・開発者向けドキュメントの公開
・Bitcoin のバージョンが上がった際の機能の追従
・提携企業の発表、イベント企画の実施
延期の発表内容
2018年9月30日、10月1日にDiscordで発表がありました。
ウォレットの開発遅延により「XPCリリース」を「9月まで」→「10月中」に延期するという告知と、今後のスケジュールについてです。
これまで、XPCウォレットについては、メイン開発者の方が8月上旬に熱中症にかかり、開発が遅れていることが発表されていました。
今回、延期後の時期が発表されました。
下記が今後のスケジュールの引用です。
- XPCの最終エアドロップ枚数確定 10/14
- 初期発行枚数調整 10/14
→最終的なエアドロップ枚数確定時に、初期発行枚数を調整致します。
→WPには1000億枚を記載していましたが、10/1現在での申請予定量が25億枚程度超えているので調整を行わせていただく場合がございます。 また、上記の見積もりは申請書類の未提出者・メール再送付者を全て合算した見積もりです。 最終的に申請書類が未提出となった場合は、予定量通り収まる可能性もございます。- テストネット公開
- (公開)PC向けウォレットテスト&上場申請
- メインネット公開&エアドロップ受取
- 一般エアドロップ実施
枚数については、10/14時の初期発行枚数確定時に発生する端数で実施致します。
初期発行枚数の末尾はXXX5億またはXXX0億に調整。YYYY万単位は切り上げ。
内容については確定次第アナウンス致します。- 最初の取引所へ上場
「XPCリリース」が上記のどれを指すか明記されていませんが、当初9月末としていた「取引所への上場」なら、10月はけっこう忙しい月になりそうです。
まとめ
XPCのリリースが2018年9月から10月に延期されました。
10月はウォレットの公開、XP保有者向けエアドロップ、一般向けエアドロップ、そして上場など忙しいひと月になりそうです。